無線式赤外線リモコン・ユニット使用報告
NATEC Wireless & IR remote controller ( NZR10T/NZR10R ).

無線と光のハイブリッド・リモコン
 Rev.
07
Original :Sun.Dec.03'06
Updated :Sun.Oct.03'10

2006-12-03 Sun.
 
  市販されているコンパクトデジカメのほとんどはリモコン機能を持ってい
 る。しかしこのリモコンはセルフ・ポートレート等が主目的なので到達距離は
 せいぜい数m程度なのだ。

  もし数十m 離れた場所からコントロールできたら・・・。高価な一眼デジカ
 メや望遠レンズを持たなくても野生動物などの撮影に生かせるのではない
 だろうか?。さらにもっと面白い利用方法があるかも知れない。

  こんな [ あったらいいな ] を実現した商品が見つかった。以前、無線電波
 を応用したリモコン
の使用リポートを記したが、その株式会社 NATEC から
 モデル番号NZR10 としてレリーズされたのだ。
  

まず望遠レンズと標準レンズの差を見てみよう。

 製品の紹介をちょっと待って頂いて、
まず望遠レンズと標準レンズの差を見
てみよう。
 こちらは() 2006-10-22 に30m 離れた位置から ( 35mm 換算 ) 670mm
レンズで撮影したイタチだ。
30mの距離から望遠レンズで記録した。
 Sun.Oct.22'06 11:17:16  CanonEOS20D /EF300mmF4.0L +1.4x ISO200

2mから撮ると、50mm レンズでも・・・。
 2006-11-30 04:43:54

 そしてこちら()は2mの距離から ( 35mm 換算 ) 50mm レンズで撮っ
た画像だ。当然撮影者が2mの距離に居ればイタチは現われるはずが無い。
 餌(今回は卵)を置き遠方の隠れた位置から彼女の接近を待ちリモート撮
影すれば高価な(今回のレンズの価格差は約4倍)レンズにも負けない画
像が得られるわけだ。

トリミングすればひげの本数を数えることさえ可能だ
 必要に応じてトリミングすればひげの本数を数えることさえ可能だ。


 NATEC NZR10 を紹介しよう。

 おまちかねの
NATEC NZR10 を紹介しよう。
これがNRZ10 の構成だ。
三個のモジュールで構成される。
 これがNRZ10 の構成だ。三個のモジュールで構成される。左側から送信
モジュール、LEDモジュール、受信モジュールだ。
 基本的な動作原理だが、一言で言えば無線と光のハイブリッド・リモコン
と言えよう。

1、所有のデジカメのリモコンを使い受信モジュールに所有のカメラ用のリモ
  コン・コードを学習させる。シャッター動作だけでなくズームインやズームア
  ウトなども学習可能だ。
2、受信モジュールにLEDモジュールを接続してヘッド部(LED内蔵)を所有の
  カメラのリモコン受光部に向ける。
3、離れた場所から送信モジュールのボタンを押すと無線で指令が受信モジュ
  ールに送信される。
4、指令を受けた受信モジュールはカメラに対応した指令を赤外線でカメラに送
  る。
5、その指令に従いカメラが動作する。

 つまりコンパクトデジカメのリモコンの到達距離を無線を使って大きく伸ばして
くれる
というわけだ。各モジュールをもう少し詳しく紹介しよう。

こちらが送信モジュールだ。
 こちらが送信モジュールだ。Aボタンはシャッター、Bボタンはズームイン
Cボタンは・・・・。の様に任意に設定可能だ。電池は単5型の形状の 23A
と呼称される物を使う。

こちらが受信モジュールと
LEDモジュールだ。
 こちらが受信モジュールとLEDモジュールだ。電池は CR123 を使う。

受信モジュールの学習は蓋を開け
 [ 学習モード]にして行う。
 受信モジュールの学習は蓋を開け、内部のスライドスイッチを [ 学習モー
ド ]
にして所有のカメラ専用の送信機から送信することで行われる。

電池 ( CR123) をセットした状態だ。カバー裏の
ラベルは私が作って貼り付けたものだ。
 電池 ( CR123) をセットした状態だ。カバー裏のラベルは現地での作業時
の利便性のため、私が作って貼り付けたものだ。
 通常この種のケースは安価なものが多いのだが蓋と本体部のビス穴は
真鍮のスリーブが埋め込まれたしっかりした物が採用されている。無線ア
ンテナシステムなどの専門メーカーらしい配慮と言えよう。

 さて今回は製品紹介だけだったが今後は観察フィールドで実際の使用状
況をお伝えするつもりだ。


_
 ロボットカメラに流用した事例
 
 私の趣味の野鳥観察・記録は観察フィールドでロボットに撮影させること
も多い。ロボットと言っても大げさなものではなく、センサーで対象物を感知
するとカメラにレリーズ信号を送るシンプルなものなのだ。
 以下に NZR10 をロボットカメラに使用した事例を記しておく。

 まずマニュアルに従って NZR10 にキーとその働きを学習させる。今回は
[ B ] キーが押されたらレリーズするように記憶させた事例を示す。

 まず NRZ10 のケース裏のビスを外して( 内部電池交換時の様に)開け
る。

 

 PIB ( 基盤 )上のコンデンサーとアンテナをつないでいるリード線をハンダ
ゴテではずす。この後少しこじれば PIB はケースから抜き出せる。


 該当のキースイッチのリード部に2本の線をはんだ付けする。前述した
ように今回は [ B ] キーを利用するのでこの様にハンダ付けした。

先ほどのリード線を引きだす。
 先ほど外したアンテナ用コンデンサーを再接続(ハンダ付け)する。
スイッチからのリード線をセンサーが感知した時に働くリレーポイントにつ
なぐ。

観察フィールドで『お仕事』中。
 撮影現場の様子。受信モジュール NRZ10R は三脚に適当にひっかけて
フレキシブル LED モジュールはカメラ本体と同じ三脚取り付けネジでセット
発光部をカメラへ向けておく。受信アンテナはNRZ10T から 10m 程度なら
付けなくても問題なく正常動作してくれる。

 今回は野生動物センサーと連動させているため、対象物がセンサーに
接近すると・・・。

1: 野生動物をセンサーが感知してセンサー内のリレーをオンする。
2: リモコン NRZ10Tの [ B ] キーのスイッチが閉じる。( On する。)
3: 受信モジュール NRZ10R が信号を受信して付属の LED から学習済み
   のレリーズ命令を赤外線でカメラに送る。
4: カメラが働き画像が記録される。

今回は2個のスイッチを使っている。
 私のロボットシステムはレリーズボタンの半押しと全押しを区別して働く
ので NRZ10T からは3本のリード線が引き出されている。
RCS Model-4のセンス信号を無線で飛ばす。
 RCS: ロボットカメラシステム Model-4と接続して夜間庭に現れる野良
猫で動作テストを行った時の画像だ。



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