Gallery モズ
3 月のモズ 2005 / 2006 / 2007 年
 Rev.
11
Original : Sun.Mar. 27'05
Updated : Mon.Mar.12'07

.三月の 『モズ』. 2005年

2005-03-27 Sun.
 現在観察中のモズのペアはオスがメスのテリトリーにプレゼントの餌を
持って現れたり、メスが甘えた声で鳴いてオスを呼んだりする様子が観
察される。今日もテリトリーの端で求愛給餌行動が観察されたのだが、
ほぼ同時刻にメスのテリトリーのコアエリアに別のメスが入り込んでいた。
テリトリーのコアエリアにオーナー以外の
別のメスが入り込んでいた。
 Sun. Mar.27'05 11:42:49 Canon EOS-1D/EF100-400mm  ISO200 +1/3 (自動撮影)
 このテリトリーの主は ( 1) 翼に白いスパッツを持つこと、( 2 ) 下クチバシ
基部にまだ肉色の部分が残っていること、が特徴なのだ。
今回侵入したメス↑はその2件の特徴を
持ち合わせていないのだ。
 今回侵入したメス↑はその2件の特徴を持ち合わせていないのだ。

彼女がこのテリトリーの
正しいオーナーなのだ。
 Sat. Mar.19'05 09:44:55 Canon EOS 10D#2/EF200mmF2.8  ISO200  +1/3(自動撮影)
 彼女がこのテリトリーのオーナーなのだ。

先日、甘えた声で鳴いていた彼女。
Sun. Mar.20'05 12:39:08 Canon EOS 10D#1/EF200mmF2.8+1.4x  ISO200  (自動撮影) 
 先日、甘えた声で鳴いていた彼女。下クチバシ基部の肉色が確認できる。
今日現れたメスの目的は何だったのだろうか?

2005-04-01 Fri.
 この疑問についていつも的確な情報を頂く W.K. 氏からコメントを頂いた。
繁殖期にはオスがメスのテリトリーを訪問する様にメスも冬季の自身の単独
テリトリーを離れ、雄のテリトリーを訪問し始めるとの事だ。11月〜1月頃に
フィールドへ観察に出向くとテリトリー付近で比較的簡単に彼らが見つかる
が、繁殖期にはなかなか見つけられぬ(時には見つからぬ)事があるのは
こんな理由があったのだ。
_
.三月の 『モズ』. 2006年

2006-03-21 Tue.
 今の(繁殖期の)雌雄に見られる特徴は
クチバシが根元から先端まで真っ
黒なことだ。

昨日メスに求愛給餌をしていたオス
 昨日メスに求愛給餌をしていた様子が観察されたオスだ。
 

 顔の部分をトリムしたが、ごらんの様に真っ黒のクチバシだ。

こちらは昨日給餌を受けていたメス
 こちらは昨日給餌を受けていたメスだが同様にクチバシ全体が黒い。
12月頃に観察した多くの雌雄のクチバシは根元がアイボリーだが、そ
の後の3ヶ月で急速に黒くなるようだ。
 以下の()2枚の画像は 2002-12-06 に記録した雌雄の画像だ。クチ
バシの色に注目していただきたい。
12月にはクチバシ基部にアイボリー色が見える。(オス)
Fri. Dec.06'02 13:37 Canon EOS-1D EF 100-400mm ( 自動撮影 Model−1
 2002年12月のオスの頭部のクローズアップだ。

12月にはクチバシ基部にアイボリー色が見える。(メス)
Fri. Dec.06'02 12:39 Canon D30 EF 28-135mm ( 自動撮影 Model−1
 そしてこちらは同じ日に記録したメスの頭部のクローズアップだ。共に
下クチバシの基部がアイボリー色だとわかる。
 この様に [ 全体が真っ黒のクチバシ ] がモズの成鳥の証なのだろうと
(個人的に)考えている。

_
『 野鳥 モズ 求愛ディスプレイ 』. 2007年

 モズは雌雄とも基本的に排他的なテリトリーを持つが繁殖期には異性の
テリトリーを訪問して(お互い気に入れば)カップルが成立する。
求愛ディスプレイ(求愛ダンス)を
今朝記録に残す事ができた。
 Tue. Mar.06'07 07:34:18 Canon EOS-1D EF 100-400mm+1.5 ISO640
 以前からオスのテリトリーを訪ねて来るメスに気付いていた。しかし2羽が
相互に 50〜60cm まで接近する事があっても何事も無く別れる事が多か
ったのだが、今朝、求愛ディスプレイ(求愛ダンス)をかろうじて記録に残す
事ができた。
 オス(右側)はメスの直前で頭部を素早く斜め左右に振りメスの気を引いて
いる。これが求愛ディスプレイ(求愛ダンス)と呼ばれる行為だと思われる。

求愛後オスは飛び立ち姿を消した。
残ったメスは・・・。
 Tue. Mar.06'07 07:34:20 Canon EOS-1D EF 100-400mm+1.5 ISO640
 直後にオスは右方向へ飛び去った。( 画像のタイムスタンプによれば )
求愛ディスプレイ行動は8秒間行われ、オスが飛び去ってから7秒後にメス
は同方向へ飛び去った。
 一説によれば求愛後飛び去ったオスにメスが追従すれば、この恋は成立
したと言えるそうだが・・・。7秒後の追従は何を意味するのだろう?。

 今回の撮影だが、広い平野の中のどこで求愛行動が行われるのか全く
予測できないため、平野の中央部でブラインドに潜み周囲に注意を払いな
がらスタンバイした。背後の小枝で行われる求愛行動に気付き狭いブラインド
の中でカメラの方向転換を行うなどで時間をロスしたため雌雄が向かい合っ
ている画像は、この一枚しか残せなかった。

後日求愛ディスプレイを再度観察できた。 後日このペアの求愛ディスプレイを再度観察す
る機会があった。⇒⇒

オスからメスへの求愛ディスプレイが見られる。 参考資料 野鳥キジに見られる求愛ディスプレイ
行動の例  ⇒⇒
 

2007-03-12 Mon.

 異なる個体の求愛ディスプレイも観察できた。⇒⇒
_
2007-03-21 Wed.

 今回紹介した求愛ディスプレイが行われた場所にオス or メスが単独で
現われ、相手を待っているように思われる挙動を時々見かける事がある。
ここで相手を待っているように思われる
挙動を時々見かける事がある
 Wed. Mar.21'07 07:30:18 Canon EOS 30D EF300mmF4.0 +1.4x ISO400 +1
 メスが現われた。2分ほどで姿を消した。

メスが姿を消してからちょうど
一分後オスが現われた
 Wed. Mar.21'07 07:33:18 Canon EOS 30D EF300mmF4.0 +1.4x ISO400 +1
 メスが姿を消してからちょうど1分後オスが現われた。オスもここで3分
ほど止まっていた。メスを待っていたのだろうか。

 他のペアでも同じ様に異性を待っていたがすれ違いで会う事ができなか
ったケースが見られた。 ⇒⇒


.四月の 『モズ』. 2006年


.食物を得る. 2006年


2006-04-01 Sat.
 早朝からキジの観察に出向きブラインドに潜んだ。ほろうちはすぐ近く
( 10m 以内) に聞こえるのだがブッシュに遮られて姿が確認できない。
 先ほどから近くの木の枝に止まっていたモズの様子が変わった。
近くの木の枝に止まっていたモズの様子が変わった。
 狭いブラインドの中でカメラの方向を変え1枚ショットした直後、

彼は地上へ飛んだ。
 彼は地上へ飛んだ。

何かを掘り起こしている様だが何を見つけたのだろうか。
 何かを掘り起こしている様だが何を見つけたのだろうか。

彼は獲物に夢中で当方の移動には気づかない。
 観察しやすい位置へブラインドに入った状態で三脚とブラインドを抱え数m
移動する。使用しているブラインドは底部が無い構造なので中で立ち上がれ
ば簡単に移動できるのだ。彼は獲物に夢中で当方の移動には気づかない。

春のフィールドの彼の狩。
 獲物に集中している事は事実だが完全に没頭しているわけではない。
不定期に頭を上げ周囲の安全を確かめるのは彼らにとって当然の行為
だ。[ つくし ] が春を告げているフィールドで彼の狩は続く。

獲物が見えた。トノサマガエルのメスの様に思える。
 獲物が見えた。彼が捕獲したのはオスのトノサマガエルだと思われる。
フィールドを歩いてもカエルは未だ見られない状況だ。ほとんど抵抗する
様子は見られないが、冬眠中だったのだろうか。

獲物はまったく動かない。
 獲物はまったく動かなくなった様だ。

彼の朝食が始まった。
 彼の朝食が始まった。

昨年 ( 2005年) も3月にカエルを
咥えたモズを観察している 昨年 ( 2005年) も3月にカエルを
咥えたモズを観察している。⇒⇒
今朝の様な方法で捕捉したのだろうか。


 今朝使用したカメラとレンズ:
 Sat.Apr.01'06 06:12:12〜 Canon EOS 20D/ EF300mmF4.0-1.4x ISO800
 EOS20D は入手して数ヶ月になるが、間の抜けたレリーズ音はいまだに
なじめない。別の言葉で表現すれば [ 不快 ] だ。

_
.四月の 『モズ』. 2007年

.クチバシの色. 2007年

2007-04-11 Wed.

 個人的観察経験から得た知識だが、モズの下クチバシの基部は幼鳥期
にはアイボリー色だが繁殖期には(例外もあるが)上下とも黒褐色に変化す
ると断言してよさそうだ。
2月、まだ下クチバシ基部にアイボリー色が見られる。
  Tue. Feb.22'07 08:04:27  Canon EOS 30D EF300mmF4.0 + 1.4x  ISO640 +1・1/2
 去年 ( 2006年) 暮れから観察を続けているオスのテリトリーを2月に訪ね
て来たメス。下クチバシの基部がまだアイボリーだと分かる。
 その後テリトリーオーナーのオスと彼女は求愛ディスプレイ求愛給餌
どが観察され・・・。

周囲の若芽で今の季節が読み取れる。
 Wed. Apr.11'07 07:40:03  Canon EOS 30D EF300mmF4.0 + 1.4x  ISO800 +1
 最近は巣材を咥えている様子が観察されるなど2羽の関係は順調に
進んでいる様だ。これは今朝の画像だが、、、。

4月、上下とも黒褐色のクチバシ。
 Wed. Apr.11'07 07:40:03  Canon EOS 30D EF300mmF4.0 + 1.4x  ISO800 +1
 画像 #07-6349 をトリムした画像だがクチバシは上下とも黒褐色に変わ
っている事が分かる。
_
2007-04-13 Fri.
 今年 (2007年)は1月頃からオスのテリトリーの観察を続けているが、2
月頃からメスが訪ねて来るようになった。その後の観察で求愛ディスプレイ
求愛給餌行動が観察されることからペアが成立したものと思われる。
ほぼ毎朝2羽が寄り添う様子が観察できる。
 Fri. Apr.13'07 06:21:00  Canon EOS-1D EF100-400mm+1.5X  ISO1000
 早朝から観察に出向くと、先ずオスが見つかる。その後 05:40〜06:50 頃
テリトリーの片隅(場所は不特定)で 50cm 〜1m 程度に接近した雌雄が
毎日観察できる。この時は相互に積極的な挙動は見られない。
 同様にオスからの給餌行動も 07:00 以前にはほとんど見られないが、
獲物を捕りにくい(気温が上昇しないと獲物の昆虫などの動きが活発にな
らない)ためだろうと想像している。
 
求愛給餌のための餌を杭の上から捜すオス。
 Fri. Apr.13'07 07:56:16  Canon EOS-1D EF100-400mm+1.5X  ISO500 Robocam Model-15
 求愛給餌のための餌を杭の上から捜すオス。

捕った昆虫の名前は不明だ。
 Fri. Apr.13'07 08:09:09  Canon EOS 10D EF200mmF2.8  ISO400 Robocam Model-13
 どの様な食物をメスに贈っているのだろうか?、ミミズなどを給餌する場
合は遠くから双眼鏡でも確認できるが自作ロボットカメラ・システムで調べ
て見た。昆虫の一種だと思われるが名前は不明だ。私も草むらを捜してみ
たが見つかったのはミミズだけだった。

 ひとつ疑問があるのだが、
メスが一時的に姿を消すことが多い。以前巣材を咥えて飛び去った様子を
数回観察した事があるがモズはメスだけが巣作りをするとは思えない。
 2004年の観察例では雌雄共に巣材を運んでいた。 ⇒⇒

 ひょっとすると別のオスを訪問しているのかも知れない。

2007-04-14 Sat.
 今朝もいつものパターンだった。
06:48 a.m. オスがテリトリーの
北端で待っていると・・。
 06:48 a.m. オスがテリトリー北端のビニールハウスの樋の上で待っている
と・・・。
07:01 彼の背後に静かに
メスが現われた。
 07:01 彼の背後にメスが現われた。約5分ほど並んでいたがオスが飛び
立ちメスが後を追いかけ、近くの畑で個々に餌探しが始まった。今回はオス
からの給餌行為は見られなかった。
_
昨日気になっていた胸の汚れ
(獲物の血痕?)は消えている・
 Sat. Apr.14'07 08:01:01  Canon EOS 10D EF200mmF2.8  ISO400 Robocam Model-13
 畑にセットしたロボットカメラシステムが記録した今朝のオスだ。昨日の
画像 #07-5246、#07-22-3626で気になっていた胸の汚れ(獲物の血痕
or 体液?) は消えている。
 Memo' : この画像 #07-02-3711 をロボット撮影した時の様子 ⇒⇒

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