雌雄のモズの頭部のクローズアップ画像を参考のため上げておく。 まず過眼線の色で雌雄の区別ができる。( ♂ = 黒色、♀ = 茶色 )
Fri. Dec.06'02 13:37 Canon EOS-1D EF 100-400mm Fri. Dec.06'02 12:39 Canon D30 EF 28-135mm Fri. Nov.14'03 08:07:44 Canon EOS 10D / EF100-400 L ISO:200 _ モズのクチバシの色にも興味を持っていただきたい。雌雄共に繁殖期に はクチバシ全体が(上下共根元まで)真っ黒になるのだ。アマチュアの観 察なので、繁殖可能な成鳥になると黒くなるのか、繁殖期のみ黒くなるの か不明だ。(この画像は繁殖期の3月に記録されたオスだ。)
Wed. May.02'07 08:46:28 Canon EOS 30D / EF100-400mm L @180mm ISO:640 Flapped. 巣立ち直後のヒナ。文字どうり” 黄色いクチバシのヒヨッコ ”だ。 _ 2003-06-27 Fri. ***** モズの咥内(修正版) ***** ここまで観察する事はあまり簡単ではないが、モズの咥内を観察・記録する 機会があった。 Fri. Jun.27'03 10:06 Olympus C-2500L 私の(不確かな)記憶では猛禽類の咥内もこの様な構造だったと記憶して いるのだが、、。 これは彼の舌なのだろうか?⇒⇒ 2005-10-19 Wed. Wed. Oct.19'05 07:06:59 Canon EOS-1D/ EF100-400mm L+1.5x ISO:400 クチバシの周辺に [ ひげ ] が生えていることは多くの方々がご存知 だろう。参考のため、その [ ひげ ] の方向を示す画像を追加しておこう。 2005-12-11 Sun. カメラは肉眼では見られぬ情景を切り取ってくれるものだが、今回は ロボットカメラシステムのおかげで、彼の背中を見る事ができた。 Sun.Dec.11'05 09:00:22 Canon EOS 10D/EF200F2.8 ISO:400 ( 自動撮影) 2016-12-04 Sun. ![]() Sun.Dec.04'16 11:36:55 Canon EOS 10D/EF300F4.0 ISO:400 ( 自動撮影) 茂みで餌を探した後なのか、頭部には小枝のアクセサリーが付いている。 ![]() Fri.Dec.021'05 16:38:44 Canon EOS 10D/EF200F2.8 ISO:400 ( 自動撮影) 上の2枚の画像が示す様に、他の野鳥同様飛翔時の空気抵抗を減らすため正面から見た胴体はほぼ正円である。
野生動物の最大の目的は [ 子孫を残す事 ] だと言えよう。 図鑑などでは モズは排他的なテリトリーを持つとの記述が多いが、過去数年の個人的観 察では、たとえ繁殖期であっても半径 50m 程度のフィールドに2羽以上の成 鳥のオスが争いもなく共存している例をよく見かける事ができる。 また繁殖期にはメスが異性を求めてオスのテリトリーを訪ね"恋"が始まる 事例が非常に多い。 恋の儀式はオスの求愛ディスプレイから始まり、獲物をメスにプレゼントす る求愛給餌行動に進む。
2004-05-11 Tue. Tue. May. 11'04 07:05:08 Canon EOS 10D /EF300mmF4 + 1.4x ISO: 400 -2/3 2003-01-02 Thu. Thu. Jan. 2'03 13:34:24 Canon D30 / EF300mmF4 L ISO:200 +1/3 冬(1月)のオス。彼の餌場に侵入したモズメスを追い払った後いつもの 杭に帰って来た。観察経験の少なかった当初は”追い払った”と判断して いたのだが、その後数年の観察で繁殖期に数mの間隔で争うこともなく 止まる様子を見ることもある事を知った。 _ 2003-01-02 Thu. Thu. Jan. 2'03 13:34:23 Canon D30 / EF300mmF4L ISO:200 +1/3 今回観察を続けているモズオスは遠くから見ると橙色の胸より青色を帯 びた灰色の背中が印象的だ。 Cf → 次ページのメスの背中画像。 2002-12-06 Fri. Fri. Dec.06'02 13:38:47 Canon EOS-1D EF100-400mm @330mm ISO200 モズオス、過眼線の色で雌雄の区別ができる。( オス = 黒色、メス = 茶色) また翼の白いスポットもオスの特徴だ。メスでもこのスポットを 持つ個体を見かける事もあるがオスに比べ小さい。 フィールドの観察で見つける事は不可能だが PC の画像で良く観察す ると観察個体の彼の彼の左脚第1指に特徴的な傷跡があることに気付く、 この傷跡がずっと残る様ならば彼を判別する有効な ID mark になるの だが・・。(c.f :下画像 ) _ 2002-12-06 Fri. ![]() The part of photo listed above, #7748-6 この傷跡は彼の ID mark になるだろうか。 その後の観察では、この傷は自然治癒して消えてしまった様だ。 Sun. Apr.15'07 08:54:47 Canon EOS-1D EF100-400mm ISO400 +1/3 高い視力を持つが、地上の昆虫などを捕る時は1〜2m程度の高さの杭 や枝から狙う。 ノーマルカブだけど、『気分はハンターカブ』なのだ。妻が作ったおにぎりは前かごに、カメラ機材はロープロに入れ 背中にかつぎ、Nikon の双眼鏡を首に掛け私の The beautiful Sunday は始まるのだ。 カブのグリップに止まる野鳥のメジロ。フィールドでメジロを呼ぶことは簡単だ。(この画像は2枚上の画像 #02-5675 と 同じ日に取った物ではない。 私の『お気に入りの場所』にカブを止め、(画像右下に赤いカブが見えるだろう。)ロープロを背に歩き始める。
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