野鳥 モズ 観察報告
 モズの習性
Rev.
4
Original :Sun.Mat.01'05
Updated :Sun.Aug.21'05

.野鳥『モズ』の観察 : 習性.

2005-05-01 Sun.
 
 多くの野鳥同様モズも自身の幼鳥やヒナを護る行動が見られる。
早朝のキジの観察中キジが地表に身を伏せ、ケリやモズが警戒の鳴き
声を上げた。周囲を見回し原因はカラスだと知った。カラスは根元のノイ
バラの繁みに巣立ちして飛翔力の不十分なモズの幼鳥達が潜んでいる
樹木の中ごろに止まりなにやら伺っているらしい。

   06:39:21
 そしてモズ・オスが尾をピンと張り上げ警戒の鳴き声で立ち向かってい
るのだ。(上画像赤丸上がモズ、白丸がカラスの胸の位置。)カメラは早朝の
曇天の設定のままなので、明るい背景の影響で暗くつぶれているが雰囲気は
掴んで頂けると思う。

   06:39:25
 モズが自身の体をカラスにぶつけた。カラスはのけ反っている。モズは葉影で見えない


   06:39:30
 2回目の攻撃後右側へ飛び去り


   06:39:43
 再び高い枝に戻って威嚇、カラスは逃げ去った。

 先日はカラスが地上から接近して追い払われるケースを見かけた。残念
ながらこの時は最も大事なシーンはカメラの電池切れで記録できなかった
のだが。  参考資料 ⇒⇒
_
2005-05-02 Mon. 
 今朝はヒナ達が身を隠しているノイバラの近くの電線に止まったカラスを
親鳥がペアで威嚇・攻撃をする様子が観察された。
ヒナの隠れ場所に近づいたカラス
を2羽で追い払う。
 Mon. May.02'05 06:48:34 Canon EOS 10D / EF300mm +1.4X ISO400 +2/3
 不鮮明な画像だが、2羽の攻撃でカラスがのけ反っている様子が見て
取れる。

しつこく再度現れたカラスを追い払う。
 Mon. May.02'05 07:20:34 Canon EOS 10D / EF300mm +1.4X ISO400 +1/3
 先ほどモズの両親の攻撃で飛び去ったカラスが再び現れた。この画像
は、一見、カラスがモズを攻撃している様に見えるのだが・・・。実は画像
左のモズは威嚇中で、右上部からの(画像に記録されていないもう1羽
の)モズの攻撃でカラスが逃げ去る場面なのだ。

ヒナに対する攻撃意志が皆無でも、接近
する他の野鳥には威嚇・攻撃を行う。
 Tue. May.03'05 09:12:37 Canon EOS 10D / EF300mm +1.4X ISO200 +1
 例えヒナに対する攻撃意志が皆無でも、接近する他の野鳥には
威嚇・攻撃を行っていた。 画像例は止まったドバトに威嚇するオス。

Pa' is just around the corner!!
 親鳥が他の鳥の接近にナーバスになるのは無理もない。巣立ちして
間もないヒナたちはまだ親鳥と他の鳥の識別ができず、上空に種類に
関係なく鳥影が見えると餌を運んで来た親鳥だと勘違いして、隠れ場
所から目立つ位置に鳴き声を上げながら現れてしまうのだ。
 その後、ヒナたちも数日で親鳥と他の鳥の識別ができる様になり、親
鳥以外にはほとんど無反応になる。

 親鳥による危機管理の手段のひとつに、 鳴き声で危機をヒナたちに
知らせる方法がある。ヒナたちはこの鳴き声を聞くと止まっていた枝など
から指を離し地表へ転がり落ちる事で姿を消すのだ。 最初このヒナの
落下を目撃したときは [ 指の握力の弱い不器用なヒナ ] だと思ったの
だが、その後数例の同様の落下の観察経験から [ 意識的な落下 ] だ
ろうと想像している。

 参考画像  [ 意識的な落下 ] の例 ⇒⇒

 

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