カワセミを見つけよう
  Main gears to meet them
 Rev.
30
Original :Sat.Aug.03'02
Updated :Mon.Apr.18'11

** 見つけたい、観察したい **
双眼鏡

      
** 見つけたい、観察したい **
             双眼鏡
 現在2種の双眼鏡を使用している。
 Nikon のエスパシオ 10x40 非防水性が弱点・・。 PENTAX の 8x24 軽いのだが・・・。

 野鳥を見つける(当然カワセミを含む)キーワードは「食物」と「繁殖」だ
と言えるだろう。
 例えばウグイスを撮影するキーワードは「繁殖」だ。誰でも郊外の林
やブッシュで鳴き声を聞くことができるが、姿を表に出さぬためカメラで
撮影することは簡単ではない。
 しかし繁殖期のある非常に短い期間のみブッシュから姿を出して、低
い小枝などで全身を見せてくれる。この時期なら誰でもウグイスの名カ
メラマンになれるのだ。

 カワセミの場合見つけるキーワードは「食物」と言えよう。しかもカワセ
ミは留鳥だから年間を通じて観察のチャンスがあるのだ。一部のカメラ
マンによって作られた”清流の野鳥”のイメージがあるが生活廃水が流
れ込むような”どぶ川”や都会の(例えば名古屋市)中心部の運河でも
見つけることができる鳥なのだ。

 補足資料 : 2005年8月水田と畑が広がる平野で見かけた例 ⇒⇒

 彼らのメインディシュは 5 〜 8 cm 程度の小魚だ。川幅が 20m を超え
るような川は中央部は流れが速くこの様な小魚は岸辺の浅瀬にいる。
小魚がいる溜め池などが見つかれば最高なのだが。
まずこのような水辺を探そう。


必要な品物
 カワセミ観察に必要な以下のふたつについて記す。
 1、双眼鏡
 2、ブラインド
 まず必要な物は双眼鏡だ。倍率は 8 〜 10 倍、口径は 24〜40 mmの
製品がよいと思う。ほぼすべてのメーカーのモデル番号は○○ 8x24 ○
などの様に倍率と口径が含まれている。野鳥観察に必要な条件は明るさ
と視野の広さなので、倍率が可変のズームタイプは(暗いため)お勧めで
きない。
 参考のため私が所有している二種を紹介しよう。

PENTAX 8x24 UCF-III (タンクロー) S/N 061956
小さくて軽い
タンクロー
 特徴は軽いこと。一日中首に下げていても気にならない軽さだ。( 290 gr.)
二番目の特徴は最短合焦距離が小さいことだ。フィールドでは遠くの物以外
に2〜3m先の物を詳しく見たい事も多くあるのだ。
三番目の特徴は PENTAX だけの特徴なのだが底部に三脚に取りつける
1/4" のネジ穴があるのだ。下画像は ETSUMI  E-198 を使ってタンクローを
三脚にセットした例だ。

 無論他社の製品でもアダプターを別途購入すれば可能だが、意外と高価な
こと、(本体に含まれる物ではないため)フィールドで紛失の可能性が高いのだ。
 長時間の観察の場合場合、三脚を利用することで双眼鏡を手持する必要が
無くとても役立つのだ。
 欠点を上げれば逆光の状況では鏡同内部のハレーションのため非常に見づ
らくなることだ。(注:参照) この対策として対物レンズ側を手で覆いフードの
代用をさせると効果が高い。
 手で覆う方法はレンズコーティングなどが無い安価な製品や古い製品を
使用する方にお薦めしたいアイデアだ。

(注)現在入手可能なタンクローはそれなりのレンズコーティングがなされ
ていると思う。(私の所有品は 1993年10月に入手したものだ)

 タンクロー(このモデル)を使用して不快な事

これは タンクローの弱点(欠点)だと考えている。
 観察フィールドではストラップを使い首から下げて使用することが多い。対象
物を見ようと下げたタンクローを持ち目に近づけると・・・。上()の画像に示す
様にストラップを接眼部に乗せたままの状態となる事が多く、その都度ストラップ
を払いのける必要が生じるのだ。一見大きな問題ではない様だが、フィールドで
とっさに双眼鏡を眼に当てた時に視界を妨げるストラップを払いのけるわずかな
間に対象の野鳥が飛び去ってしまった苦く悔しい思いを数回経験をすると次回
からフィールドにこのタンクローを持ち出す気持ちはなくなってしまうのだ。
 その後のタンクローのモデルはストラップの取り付け位置が変更されているが
(ボデイ両端で保持するように変更された。)この様なコンプレインに対応したの
ではなかろうか。

NIKON 10 x 40 DCF ( エスパシオ) S/N RA011864
私の一押し商品
NIKON の双眼鏡
 Nikon の中級〜高級クラスの製品だけあってデザイン、手触り、性能共に
文句はない。通販で入手したのだが届いてすぐ(夕方)書斎の窓から遠くの家
のテレビアンテナを見てエレメントが赤や黄色に着色されていることに始めて
気付かされた。
 改めてタンクローで観察すると「言われて見れば色が付いているな。」
程度の判断しかできない。欠点を上げれば少々重い( 675 gr. ) 事、設計が
古いので( 1994 年度のカタログにすでに記載されている。)防水・防滴構造
でないことだ。
------ 補足 2004-08-30 Mon.-------
 重量を実測してみたところ 754 gr. だった。カタログ値と異なる値だが接眼
部レンズキャップ、ショルダー・ベルトを付けた状態の値だ。
---------------------------------
 同製品の8x 版は 550gr. で大きさも一回り小さい。この8x 版が野鳥観察
の決定版だと個人的に考えている。


 双眼鏡はひんぱんに買い換えるものではないため少々高価でも名の通っ
たメーカーの製品の購入をお薦めする。またあまり高倍率の物や超小型
の物は( 2セット目としての購入はともかく)野鳥観察にはお薦めできない。

 もし店頭で気にいった2種類が見つかりどちらを選ぶか迷った時、こんな
選択方法もあるのだ。
 ピントを合わせるためのつまみの回転方向が愛用しているカメラと同じ
方を選ぶのだ、例えば時計の回転方向につまみを回すと(カメラも双眼
鏡も)遠くにピントが合うなどと統一する選択方法もあるのだ。

 $の関係で純正以外の交換レンズなどを入手するときはこの回転方向に
充分気をつけて欲しい。良心的なレンズメーカーは例えば Canon用、Nikon
用で回転方向を逆にして制作されている事に気づくだろう。

その後のエスパシオ 10 x 40 DCF の使用感や障害報告 ⇒⇒
_

2003-04-24 Thu. 補足
 小さなことだがちょっとした Tip を上げておく。
双眼鏡やカメラのストラップの留め方なのだが多くの方は以下の画像の様に留
めるケースが多い、またカメラのマニュアルに記載されている方法も殆どがこの
方法だ。この方法だとストラップの先端が飛び出ているため、長年の使用で様々
な物に触れる結果ストラップ先端がほつれてくる可能性がある。
一般に知られているストラップの留め方

 以下の留め方はどうだろうか?
他にこんな留め方もあるのです
 ストラップ先端が表に出ないため、先端がほつれる事がない事がわかる。
ストラップの通し方をわかりやすく撮影したのが下の画像だ。
バックルへの通し方をもう少
しわかりやすく撮った画像

 この通し方は知ってる人には何でもない事なのだが意外と知っている人は
少ない様なのでここに紹介したわけだ。( 上の画像は見やすい様にセット
したものでストラップ先端はもう少し深く挿入して使用している。)

EOS D30 での使用例
EOS D30 での使用例。

_
2003-10-05 Sun. 
 タンクローのセクションでも述べたが長時間双眼鏡を手持ちのまま野鳥などを
観察する事はけっこう疲れるものだ。多くの高級双眼鏡にはオプションで三脚
とり付けアダプターなどが販売されているが、私はこの様な状況の対策として
下の画像の様にエスパシオを EOS 10D or EOS D30 にピギーバック(おんぶ)
スペースシャトルの様な格好だが
結構いけるのだ。
して使用している。
 接眼部から数センチ離れても対象物の観察は可能なので重宝している。
また手持ちでないため視界が揺れないため対象物の細かな特徴も良く観察
できるのだ。
 具体的にこの”おんぶ”方法で撮れた画像例を示す。杭にとまったモズが 10
分以上羽づくろいなどをして飛び立とうとしなかった。私は接眼部から数センチ
離れた位置からリラックスして観察を続けていたが彼がちょっと変わった仕草を
始めたので、すぐカメラで撮影を始めた、カメラはスリープモードに入っていた
ため一瞬遅れたが・・⇒⇒ の様な画像が得られた。

  
  商品名  ニコン ダハプリズム双眼鏡 10 x 40DCF ESPACIO  S/N RA011864         
 入手日 ・ 評価日   2002-05-14 入手、 \21,840.- (W/T)
  2003-10-06 評価
 耐久性  1〜2年の使用で耐久性を云々できないが、
 かなり酷使しているが 最初の好印象は変わらない。
 正常に動作している。
 機能評価  基本機能に不満は無いが。
 一日中首にさげていると重いため疲れる。
 100% 屋外で使用するので防水機能が無い事が不安。
 総合評価  他人に推薦する時は重量の点で 8 x 32DCF を薦めたい

2003-10-04 Tue.
 双眼鏡の防水性について改めて思い知らされた。今日 10:00 頃フィールドで
Nikon エスパシオを使用中ついさっきまで問題無かったのに突然視界不良にな
った。 見ると右接眼レンズがくもりガラスの様な状態だ。申し遅れたが本日は
秋晴れの言葉がぴったりの快晴だ。昨日は雨天だったが雨が上がった後胸に
下げバイクで数km 走行したが(私はこの様な時必ず接眼レンズカバーを使用
する習慣なのだ。) その影響だろうか?。 いままでもっと悪条件の雨天走行
は何度も行ったがこの様な事は無かったのだが・・・。

 双眼鏡内部の水滴だと思われるのだがこの種の経験が無いため不安感がつ
のる。 帰宅後再チェックするがくもりガラスの様な状態には変化は無い、心持
悪化した様にも思える。分解を考えたが、ひとまず日光が外部から差し込む窓際
に置いて”自然乾燥”を試みる。
 約 20 分後くもりは取れていた。物理的に考えれば水分はまだ本体内に残って
いるわけで再発の可能性があるわけだ。設計年代の古い双眼鏡の宿命と言うべ
きか・・。
 双眼鏡はあまり買い替える物ではないが、もし次回購入の時はレベルの高い
防水機能を持つ商品にしようと思う。

2004-06-26 Sat.
 2003-10-04 と同様の障害が発生した。本体内部に今までの使用中に
自然に侵入した水分のため右側の接眼レンズの内側が雲って視界がゼロ
になってしまったのだ。今日の気候は快晴、最近の数カ月は雨中使用は皆
無なのだが・・・。やはり防水機能を持たぬ製品の宿命か。
 現時点の個人的な再評価(前回より下がった)を以下に記す。
  商品名  ニコン ダハプリズム双眼鏡 10 x 40DCF ESPACIO  S/N RA011864         
 入手日 ・ 評価日   2002-05-14 入手、 \21,840.- (W/T)
  2004-06-26 再評価
 耐久性  1〜2年の使用で耐久性を云々できないが、
 かなり酷使しているが 最初の好印象は変わらない。
 使用中に自然に侵入した水分が原因で結露を2回経験。
 機能評価  基本機能に不満は無いが。
 一日中首にさげていると重いため ( 実測値 754 gr.)
 疲れる。
 100% 屋外で使用するので防水機能が無い事が不安。
 総合評価  他人には防水機能の面で推薦できない。
 又 重量が大きい点もマイナス考課としたい。
_
2005-05-01 Sun.  障害の報告
 一カ月程前からフォーカシング・リングの不安定な動作が気になっていた。
本来なら人指し指一本で軽く操作できるのだが、親指も使わないとスムー
スに動作しないのだ。おかげで今朝も観察途中で貴重なチャンスを逃してし
まった。原因はノブの固定スクリューが揺るんだためだった。フィールドで応
急的に対応したが帰宅後再度増し締めとスリーボンド社の 1401B でロッキ
ングを行った。
一カ月程前からフォーカシング・リングの
不安定な動作が気になっていた。
 フォーカシング・リングはラバーブーツ形状なので、ちょっと強い力を加え
ればブーツを抜き出せる。中には2本のフィリップス・スクリューがあるので
これを増し締めすれば OK だ。
再発防止のため 1401B でロックしておいた
 前述の様に再発防止のためスリーボンド社の 1401B でロックしておいた。
_
2006-06-14 Wed.  事故
 不注意で 50cm 程度の高さから(対物レンズが下方向の状態で)アスファ
ルトの路面へ落下させてしまった。結果として左右の光軸がずれてしまった。
修理に出すか破棄するか現時点では決心がついていない。

2006-06-19 Mon.   
 Nikon へ6月16日に見積もり依頼のため出荷、先ほど E-Mail で見積もり
回答があった。約1万円との事なので修理を依頼した。現時点の完了予定日
は 28 or 29日との事だ。

2006-06-27 Tue.   
 修理が完了して本日宅配便で入荷した。レイバーチャージが 8,500.-
パーツ & シップフィーが加わり総額 \10,395.- だった。
 この件は未だ完了ではない。その後フィールドで使用したのだが、どうもしっく
りこないのだ。調べてみると・・・・。
1、光軸の調整が行われた時の組み立て時に左右の鏡筒を前後にずれた位置
  で組み立てたため近景から遠景までのフォーカスの合う範囲が狭くなって
  しまったのだ。 これは視度調整リングの位置を私の目に合う位置にセットす
  ると、リングの位置が修理前より大幅に異なっていることで判断できる。
  カメラのレンズも同様だが無限遠にフォーカスを合わせた状態からさらに無限
  遠方向にマージンが取られているがこれがなくなってしまったのだ。明らかな
  修理ミスと言えよう。
2、組み立て時にレンズ内部にゴミが付着したのか異物が視界に入ってくるの
  だ。この件で 2006-08-06 問い合わせを Nikon に出しておいた。
3、Nikon より再チェックしたいので送付して欲しいと連絡を受けたため発送。

2006-08-23 Wed.   
 本日再修理が完了して手元に届いた。当然不審な点はすべて解決していた。
しかしサービスセンターの夏休みがあったとは言え修理完了まで2ヶ月を要した
事はは少々不快だ。
_
2011-04-18 Mon. 
 双眼鏡本来の機能には関係ないがアイキャップが破損した。普段は本体からスト
ラップでぶら下がっているだけなのだが雨天にフィールドを歩くときはこの Nikon
Espacio は非防水構造なので Must のアイテムなのだ。
Eye cap ⇒ Eye caps

破損した片側は車内で見つかった。
 破損した部分はフィールドのどこかで紛失したと考えていたがラッキーなことに
車内のフロアーで見つけることができた。

少々不細工な修理になってしまった。
 アルミニューム板と 2mm の Bis & nut で対応した。不細工な外観だが
機能的には充分だ。

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   File name : GALLEY_KF_301.htm