カワセミを見つけよう
 彼らはどこから魚を狙うのか
 Rev.
13
Original :Thu.Aug.08'02
Updated :Sat.Sep.17'05


** 見つけたい、観察したい **
彼らの猟場  

 溜め池、小川などで小魚が見つかれば双眼鏡でゆっくりと
岸辺を観察してみよう。
水上の木の枝、水辺の杭、コンクリートブロックなどにオレンジ色の
物体が見つからないだろうか?
オレンジ色のお腹の色で比較的見つかりやすいと思うのだが、、。


 岸辺の1m 程の高さの枯れ枝に止まっていた例。


 水面上に倒れた葦の茎に止まって魚を狙っていた例・・・


 ・・・と思ったのだが上空に♂が現れホバリング。

交尾は珍しい事
でも無い
 画像が小さくて判断しづらいが、交尾が始まった。
余談だが、観察時期が繁殖期だと交尾は比較的良く見かける
ことができる。


 葦の茎などは小さな風でもゆれるため魚が狙いにくい。そのため
彼らは茎などより小枝を好む。きっとこの枝に止まるだろうと予想して
待っていたら正解だった。
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今年 ( 2002年) 誕生の若鳥3羽
  Sun.Aug.18'02 06:35:00 Canon EOS-1D EF100-400mm @220mm ISO320
 魚を狙う場所は茎や木の枝とは限らない。水門の階段に並ぶかわせみ3羽。
3年後の2005年9月、同じ場所に出向いてみた。 ⇒⇒


 一羽が魚をキャッチして帰ってきた。
草むらや水面上でなく、このような場所の方がペリットを発見しやすい

工事用の杭に止まる。 ブラインドの
窓(すきま)から観察
 工事用の杭に止まる。(早朝なのでストロボ使用)この画像は右画像の様
ブラインドから彼を狙った。



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止まるものが見つからぬ時は
20 cm 程度の物でも利用する
Mon.Sep.09'02 07:18:18  Canon EOS D30 EF100-400mm+2.0X  ISO:200
 止まる場所が無い時は 20cm 程度高さの物でも利用する。彼らが止まって
いる杭は普段は水没しているのだが、今年 ( 2002年 ) は雨が非常に少なく
水位が 80〜100cm 程度低下したため現れたのだ。
 今は9月なのに、背景の雑草は春の様な新緑で不自然だと観察力の高い
方なら気づかれるだろう。これらの新緑は田植えのためさらに水位が下が
った かっての水底部に短期間にたくましく育った雑草なのだ。

彼の周囲にヒシの実が見える。
Mon.Sep.09'02 07:20:22  Canon EOS D30 EF100-400mm+2.0X  ISO:400
 カワセミは特殊な形状の指を持つためため平坦な地上での活動は
ほぼ不可能なのだ。
 本来ならば現在の水位の 80〜100cm 上が本来の水位で、カワセミが
止まって水中の魚類を狙える枝や茎は画像の数m後方なのだ。

場合によっては 4m 
の高さの枝から狙う

 逆に高い枝から狙う場合、3〜4m 程度の高さの枝から直接
ダイブ& キャッチしている。5m 以上の高さの枝からダイブした
例は(個人的には)見かけない。
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2005-07-17 Sun.
ここからダイブできるのだろうか?
Sun. Jul.17'05 11:06:22  Canon EOS 10D/EF300F4.0+1.4x  ISO400
 こんな所でもカワセミが見つかる1例だ。場所は水田と畑で構成された
平野の中にある梅林で、付近に河川とか溜池は見あたらない。小さな
画像だが、立ち枯れた雑草の茎にカワセミが止まっていることがわかる。
 実はカワセミの下に幅・深さ約1m、3面(つまり側面と底部)がコンク
リート製の農業用水路があり水深4cm程度の用水が流れているのだ。
 調べると小魚やザリガニを見かけることができる。彼はそれを狙ってい
るのだろう。しかし水深4cm(底はコンクリート)にダイブしてクチバシを
底にぶつけ損傷しないだろうか?、現時点で、この付近にカワセミを数回
見かけているが、彼がダイブした観察経験は皆無だ。

2005-08-27 Sat.
 今朝もキジモズの観察のためにフィールドへ出向いたのだが、先日
見かけた場所 ( ↑ #4029-05 ) にカワセミを見かけた。
本来の目的はキジとモズだったのだが・・・・。
Sat.Aug.27'05 07:30:25  Canon EOS-1D EF100-400mm+2.0X  ISO:400  
 本来の目的はキジとモズだったのだが数枚記録に残しておいた。
_
水田の用水路にカワセミを見つけた。
Sat.Aug.27'05 07:54:37  Canon EOS D30 EF100-400mm+2.0X  ISO:400  +1/3
 その後キジもモズも現れず、ふと気づくと今度はメスが先ほどの茎
に止まっていた。前にも述べたが、ここは溜池や河川ではなく水田
と畑で構成された平野の中を流れるコンクリート製の水深数cm の農
業用水路なのだ。
 基本的にダイブして獲物を捕る彼等だが、水深が浅いため単純に
飛び込んだのでは(川底がコンクリート製なので)事故の可能性があ
る。 この様な状況に対応した何か別の採取方法を持っているのだ
ろうか。今日も採取現場の観察はできなかった。
 この地点が彼らの活動拠点でないことは明白だ。ここから東方向
約2kmに一級河川、西方向約2kmに溜池があり、過去キジなど
の観察中上空を東西方向に飛翔するカワセミを数回目撃している。
多分彼らは移動の途中用水路の魚影に気づき立ち寄ったものだろ
う。

浅瀬にダイブして泥でクチバシを汚した幼鳥たち。 2002年8月の観察例、狩の経験が少な
い幼鳥達が、浅瀬の魚を狙ってダイブしてクチバシを泥だらけにして
いた。 ⇒⇒

2005-09-03 Fri.
[ モツゴ ] だと思うのだが・・・。
 Fri.Sep.03'05 13:25:07  Olympus C-2500L
 今日は嬉しい発見があった。農業用水の中の小魚の種類と大きさ
を調べてみたのだ。
 この用水の水源は里山の中の溜池なのだ。そしてその溜池は在
来種を駆逐することで全国的に問題になっているブルーギルで席巻
されているのだ。
彼らのメインディッシュはブルーギルなのだ。 私が観察している数箇所の溜池や小川
に現れるカワセミたちのメインディッシュはブルーギルなのだ。

 以前からフィールドで顔なじみの小学生から借用した魚網で水中を
すくい中を覗いたのだが、おおきな(嬉しい)誤算だった。どうせ[ ブル
ーギル ] だろうと考えていたのだが、中で跳ねていた小魚は[ モツゴ
] だったのだ。しかし新たな問題もある。この側面と底面がコンクリート
製の用水の下流は一級河川: 長良川につながっている。多分そこか
ら遡上してきたと思われるのだが、残念ながらこのエリアではモツゴ
が生育する環境とは言えないのだ。

 私の観察フィールドの周辺には約十箇所の大小の溜池が存在する。
個人的な調査では、この中でブルーギルが見られぬ溜池はたった一
つなのだ。⇒⇒


久しぶりにカワセミの
観察・撮影に出向いた。 久しぶりにカワセミの観察・撮影に出向いた。

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