Gallery カワセミ
彼らの食卓に上がる食材( 2001年〜 2005年 )
Rev.
38
Original :Fri.Jun.22'01
Updated :Sat.Sep.24'05

** Gallery カワセミ **
彼らの食卓に上がる食材調査 ( 2001 年 〜 2005 年)  

 彼らカワセミ達の食材を調べてみた。まだ全ての結論が
出たわけではない。中間報告である。
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 *** 調査中間報告 ***
(1)主食の魚の名前がわからない。
==>> ブルーギルの幼魚だと考えられる。
(2)ザリガニだと思われるがエビかも知れない。
==>> アメリカ・ザリガニだと考えられる。
(3)「おたまじゃくし」を食するか否かわからない。
(4)「ヤゴ」も獲物のない時(冬期)は食するようだ。
(5)「モツゴ」、「スジエビ」が確認できた。 ( 2002-10-13 )
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 彼らが餌を取るこの溜め池は里山の斜面に降った雨を集め
農業用水の目的に使われるもので他の河川とのつながりは
ない。地元の方に聞くともう60年以上昔に作られたもので
長年の間に土砂や泥が蓄積した結果、最深部でも 80cm 程度
だろうとのことだった。
場所は三重県北部、愛知県南部と表現しても良い位置である。

1-1、タナゴ?モツゴ?、ブルーギル?

タナゴ?それとも、、。 大きさは 5〜6cm
だと思う
2001-07-29                     2001-08-04 
 カワセミが最も多く捕食するのがこの小魚である。
カワセミの大きさから比較すると 5〜6cm の大きさだと思われる。
当初タナゴと考えたのだが、この地方には生息していないようだ。
イチモンジタナゴ、ヤリタナゴでもなさそうだ。 なぜなら
この沼には彼らが産卵に使用する二枚貝は生息していないのだ。
タモロコ、モツゴではないだろうかと推測している。
「ブルーギルではないか」との指摘も頂いたが成魚は 250mm の
大きさになる魚がこの小さな溜め池に多く生息するとは考えにくい
以前1〜2度釣糸をたれている人を見かけたことがある、最近は
見かけないのだが今度会ったらいろいろ聞いてみよう。
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2001-08-18 Sat.
 どうやら結論らしきものが見えてきた。古い資料を再調査したのだが
Blue-gill :青いエラ。エラの後部の青い斑点ががその名前の由来
だそうだ。、その Blue-spots が画像で見つかったのだ!。
(下左の画像の赤い円内)。
エラ後部にブルースポット
が見える 体には薄い縞が
見える
2001-07-29                     2001-07-29
 また上右の画像ではブルーギルの体の特徴的な縞模様もなんとか
判別できる。
夏休みで池の付近に遊びに来ていた子供たちも去年( 2000年)30cm
位の魚が(死んで)浮いているのを目撃したそうだ。
 これだけ物証が揃えばブルーギル説を否定できないだろう。
補足 2002-08-05 成魚の死骸を二匹確認した。
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勢いが強すぎて獲物を串刺しにする
若鳥を見かけることもある。
 Sun. Aug.19'01 11:39:58 Canon EOS D30  / EF100-400mm 2.0X ISO400 +1/3 
 今日 2001-08-19 若鳥♀が普段は咥えるのだが今回は獲物を突き
刺して水中から上がってきた。体にはまだ水滴が残っている。
魚の体の数本の縞模様、特徴的な背ビレ、なにより決定的なエラ後部
のブルースポット、間違いなくブルーギルの幼魚だ。
体長は 6〜7cm 程度か。
 獲物を突き刺してしまう事は狩の手加減を知らない若いカワセミで
良く見かける現象だ。参考画像→



1-2、モツゴ、

2005-09-24 Sat.
今朝の観察でこの [ モツゴ ] の捕獲が観察できた。
 Sat. Sep.24'05 08:56:59 Canon EOS-1D EF100-400mm@210mm ISO500
 3年前 (2002年 ) の調査では在来種を駆逐することで問題になってい
る [ ブルーギル ] に席巻されていた郊外の溜池だが、(当時の専門調
査員の報告でも、コイとブルーギル以外の魚類は見られぬと報告され
ていた溜池なのだ。)嬉しいことに今朝の観察では [ モツゴ ] を捕獲し
た様子を記録できた。

2、ニホン・ザリガニ、アメリカ・ザリガニ?


 過去の資料からザリガニの区別がつきそうな画像をピックアップした。
これがシッポの
形状 やっぱりハサミが
小さすぎると思う
2001-06-22                    2001-07-29 
アメリカ・ザリガニにしては
ハサミが小さすぎると思う しっぽの形で区別が
できないか?
エビ?、、かな
2001-08-04                     2001-08-04 
 つぎに多く捕食しているのがザリガニだ。資料によれば日本種の
ザリガニはこの地方には生息していないとのことなのでアメリカ
ザリガニということになる。
 しかし子供の頃の記憶では赤くてハサミがずっと大きかったと思う
のだが、、とすると淡水に住むエビ?、ザリとエビのシッポは同じ形
だったかな?。やっぱりアメ・ザリかなあ。
確認のためにはザリ君を捕まえ対面する必要があるだろうな。
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2001-08-16 Thu.
 早速溜め池へ出向いて1匹つかまえてきた。と書くと簡単なようだが
不器用な私がやっと捕まえた1匹なのだ。
ニホン・ザリかアメ・ザリか
確かめるため1匹捕まえた ( 59kb )
2001-08-16、Thu. 15:34 
 体長約 70mm 色も赤くない、(形状をはっきりさせるためコントラスト
を強く処理した。実際の色はより薄い色だ。)ハサミも小さい、つねって
みて oops!! と言うかイタイ!と言うかでニホン・ザリとアメ・ザリの区別
がつくそうだが、、、。
1、この溜め池(泥池)の環境はニホン・ザリガニには厳しすぎる。
2、資料ではニホン・ザリの体長は 50mm だが、サンプル個体はすでに
 その大きさをを越えている。
やはり、アメリカ・ザリガニだと思われる。
カワセミに咥えられた状態の
演技をしてもらった カワセミに咥えられた状態の
演技をしてもらった
2001-08-16、Thu. 16:11             2001-08-16、Thu. 16:11
 ついでにカワセミに咥えられた状況を演じてもらった。
この角度から見ると、カワセミが咥えたザリガニ同様ハサミ
が赤いことがわかる。
この後スルメをお土産に与え池にかえした。

Tue. Aug.13'02
 補足情報 =>> 水中のザリガニを撮ることができた。


3、おたまじゃくし

おたまじゃくしを
彼らは食べるのか? ウシガエルのオタマジャクシ
足ができるのに1〜2年かかる
2001-08-11                       2001-08-14
 時々捕まえるのがおたまじゃくし??である。ウシガエルの
オタマらしい。このオタマは1〜2年越冬後やっと足が出てくる。
ただし、今までの(私の)観察では食した現場は見たことがない。
咥えなおす時すべって落下したケースや(この時は落ちた獲物を
再度拾い上げ咥えなおす時またすべって落下、あきらめた。)
他のケースでは咥えて振り回すとき尾の部分で切れて胴体が
ふっとんだ、尾の部分は捨てた。

 時々ダイビングした時、水中に沈んだ小枝等を魚と間違えて咥えて
もどり(普段のように)叩きつけて(殺し)いざ呑み込むときになって
小枝と気づき捨てる場面を観察するときがある。
成鳥でも若鳥でも見かける現象で、けっこうドジな面もある鳥だから
食しないオタマを勘違いで捕まえたのだろうか?
補足、2001-08-17
 今日も咥えなおす時落とすのを目撃した。捨てたのか?ミスで落と
したのか?。

Dec.'04
 他の野鳥観察でも獲物を間違える例は観察される。
 参考資料 : 野鳥 [ モズ ] が獲物を間違えた例 ⇒⇒


4、ヤゴ


 残念ながら「証拠写真」がないのでコメントだけなのだが。
子供がカメラを使用したいとの事でいつものカメラを貸し出し
別のデジカメといつもの双眼鏡を持って出かけた時に見かけた。
どうも「とんぼ」や「やんま」の幼虫、ヤゴも彼らの食卓に上がるらしい。
レンズの能力も関係し画像には残せなかった。
以前も(冬期)見かけた事なので間違いは無いと思う。いつか
画像に残すチャンスもあるだろう。
 野鳥 [ モズ ] もヤゴを食する。参考画像 ⇒⇒

_
5、名称不明「淡水エビ」→「スジエビ」と判明。


 さらに嬉しい発見は当地の他の水系では観察不可能な淡水性の
「エビ」が見つかったことだ。これも様々な大きさの物が捕獲された。

淡水性の「エビ」が見つかった
名前はスジエビだと思われる
Sun.Oct.13'02  07:33
 例によって「モツゴ」、「エビ」共正式な名称は不明だ。
詳しい方からの情報提供を希望する。
ちなみに捕獲した生物は全て池に帰した。

-> 修正:2002-10-13
複数の方からのご指摘で魚の名前は「モツゴ」地方により「クチボソ」
エビは「スジエビ」と修正いたします。

 その後頂いた情報で海釣りの餌として量り売りされている例もあり
それほど貴重な種類でも無い事、家族から「対面」希望があった事、
私も水中の彼を見たい希望があり(貴重種でもないのなら・・と)三匹
を我が家へ拉致してきた。
「掃除屋」として雇用したのだが
「殺し屋」さんだった
 水槽で魚を飼っている方はご存知だが小型の淡水エビは魚が食べ
残し水底に沈んだ餌やガラス面のこけ類などをコツコツ歩きまわり
処分(食べる)してくれるので水槽の「掃除屋」として役に立つのだ。
彼らも「掃除屋」として役立ってくれると期待したのだが・・・。
実はもっと大きなゴミ( つまり弱った魚など )も処分(昇天)してく
れる「殺し屋」だって事を知らなかった。
・・・・ってな訳で再びこのちびッこギャング三匹は山の池に強制送還
となった。



-> 参照:カワセミ観察 2002 年 彼らの食卓-2

 鳥に詳しい方はご存じだろうが肉食の鳥(カワセミも含む)にはいったん
呑み込んだ食物で消化できない骨やウロコ等は他の物を消化後まと
めて吐き戻す習性がある。そしてこの吐出物はペリットと呼ばれている。


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