Gallery カワセミ
The anatomy of kingfishers.
Rev.
25
Original :Sat.Sep.01'01
Updated :Tue.Apr.11'06

Gallery カワセミ
カワセミの解剖学.

 カワセミの観察を始めてから約半年、彼らの体の特徴について
まとめてみた。
カワセミの体の特徴
について まとめてみた


 ヾ

 眼、最初眼球のレンズ全体が黒く見えるだけで瞳孔が見えないため
カワセミだけの特徴かと考えていた。( 水面下の獲物を見つけるため
偏光性を持った性質の水晶体ではないかと想像したのだ。)
その点については不明だが
カワセミも他の鳥
同様白目と瞳孔を持つ カワセミの瞬膜
1、上左画像のように気をつけてみると他の鳥類同様、白目と瞳孔が
観察できる。
2、また他の鳥類同様、瞬膜も持つ。上右は獲物を木の枝に打ちつけ
ている時の画像、瞬膜を眼の保護のために使っている。同じ理由でダイ
ビングする時も使う。(毛づくろいする時にも使うことがある。)

 瞬膜を使って毛づくろいしている観察例 => ⇒⇒


◆ー

 首、多くの鳥類同様首は左右方向に 180 度以上回転可能だ、更に上下
左右のバランス感覚がとても優れている。  拡大した画像はこちら ⇒⇒
首は左右方向に 180 度以上回転可能だ
風が強い日などに小枝から水中の獲物をねらう様子を望遠レンズを使い
カメラのファインダーから見ていると、体や小枝が上下左右に揺れるのに頭
とクチバシが一定の角度にぴたりと定まっている事にには感心させられる。

_
 クチバシ

 クチバシ、下クチバシの色で誰でも簡単に雌雄の区別ができるのだ。
すでにご存知だと思うが下左画像が♀だ。下側のクチバシの色が赤い事
が判断のキーポイントだ。下右画像が♂で上下のクチバシの色は黒い。
両方ともクチバシ先端が汚れているのは巣穴を掘っている頃に撮った画像
だからだ。
巣作り途中の親鳥のクチバシの汚れ物 巣作り途中の親鳥のクチバシの汚れ物
 2002 年ペアで巣作りをしていた♀(上左)♂(上右)
野鳥 [ キジ ] の成鳥なども雌雄でクチバシの色は異なる。
 参考画像 : 野鳥 [ キジ ] の成鳥のクチバシ ⇒⇒
_
幼鳥のクチバシ 孵化後約4箇月の
若鳥のクチバシ
 上左は孵化後約6〜7週目、右は同一個体の孵化後約4ヵ月の画像
である。短期間にクチバシはこれだけ伸びるのだ。
 3ヶ月くらい経過すると(見る角度とどこまでをクチバシと考えるかにも
よるが)頭とクチバシがほぼ同じ長さとなり先端の白色も消えるようだ。

幼鳥の頃のクチバシの色はくすんだ黒褐色
 幼鳥の頃のクチバシの色はくすんだ黒褐色、そして先端が白い。
また初期の期間は雌雄の区別が付かない。成鳥に比べ長さは
明らかに短い。


2・3年齢の成鳥の
クチバシは先端が磨耗している例が多い。 鋭い若鳥の
クチバシ
 上左の画像例の様に2〜3年の成鳥は先端に鋭さが無い鳥が多い。
(雌雄とも巣穴掘りにクチバシを使うため摩耗するのだろうか)
右の若鳥の鋭い先端と比べるとその摩耗が良くわかる。
下クチバシの内側
 上の画像は下クチバシの内側を示す、鮮やかな橙色である。
繁殖期には雌雄共おおきく口を開け鳴き合うがこの色も sex-appeal の
ひとつなのだろう。
逆光の状態で観察するとクチバシ内部の赤色が透けて見えて雌雄の区別
を間違える事もある。_ 小さな画像だが↓の例は口を開いたオスだが下ク
チバシは赤く見えている。
これは彼の舌だろうか?
 これは彼の舌だろうか?。クチバシが長いため舌も同様に長いイメージ
を持ってしまいがちだ。
 拡大した画像はこちら ⇒⇒


ぁゞ

 胸、 幼鳥〜若鳥の頃は橙色に黒色と褐色混じる、繁殖期には雌雄とも
鮮やかな橙色となる。
孵化後3ヵ月未満のカワセミの胸の例1 孵化後3ヵ月未満のカワセミの胸の例2
 上の画像二枚孵化後3ヵ月未満のカワセミの胸の例だ。褐色、黒色が残っている。


ァゝ ・指

 脚 幼鳥はほぼ黒褐色、若鳥の頃は橙色に黒色が混じる、成鳥は赤
に近い橙色となる。
黒い幼鳥の脚 (13kb) 約4ヵ月の
若鳥の脚 (19kb)
 上左は孵化後約6〜7週目、上右は4ヵ月、そして下が成鳥の画像だ。
成長につれ、これら幼鳥の特徴は消えて行くが脚の色は最後まで残る
幼鳥の特徴だと思われる。
成鳥の脚 (11kb) 他の鳥類とは異なり
脚の指は癒着している
 繁殖期には雌雄とも特に色鮮やかになる。
足指の形状は独特のものだ。
つまり他の鳥類とは異なり一部の指が癒着していて平面に立つことや、
平面上の歩行はきわめて苦手なのだ。
脚の指について => 補足記事


このページの補足画像
_
 補足画像 : カワセミの [ 舌 ]
長いクチバシには似合わない様な彼らの [ 舌 ] 。
 Sun. Sep.02'01 14:58:18 Canon EOS D30 / EF100-400mm L@400mm ISO:400 +2/3
 ブルーギルの幼魚を捕獲して小枝に戻ったオスの咥内に見えるもの
は舌なのだろうか。他の野鳥、たとえば [ ジョウビタキ ] はカワセミとは
比べられないくらい短いクチバシだが舌の長さはジョウビタキの方が長
いのではないだろうか?。参考画像 : ジョウビタキの舌 ⇒⇒
_
長いクチバシに不似合な彼らの [ 舌 ] 。
 Sat. Aug.04'01 14:27:27 Canon EOS D30 / EF100-400mm L @400mm ISO:400 +2/3
 こちらはザリガニを [ 調理 ] している時の様子だ。


ジョウビタキの口内に見えるものは何だろう。  参考画像 : ジョウビタキの舌 ⇒⇒

野鳥 [ メジロ ] の舌  参考画像 : メジロの舌 ⇒⇒
_
多くの鳥類同様首は左右方向に 180 度以上回転可能だ、
 Sun. Sep.18'05 07:38:35 Canon EOS 10D / EF300mmF4 ISO:400
 多くの鳥類同様首は上画像の様に体の方向を変えずに左右方向
に 180 度以上回転可能だ。、
_
2005-09-21 Wed
瞬膜を使って羽毛の手入れをしている例。
 Wed.Sep.21'05 07:27:16 Canon EOS 10D EF300mm+1.4X ISO400
 瞬膜を使って羽毛の手入れをしている。


直接鳥には関係ないのだが→ たのしい画像


カワセミ観察
前頁に戻る
カワセミ観察
次の頁に進む
野鳥観察グラフィティ       
カワセミもくじ
2001版
カワセミもくじ
2002版
 
    
デジカメによる 野性動物の記録

デジカメ de 野鳥観察 へ進む
観察記録のアーカイブ 野生動物観察記録

観察記録のアーカイブ
撮影機材に関する
報告セクション デジカメ手作り工房

カメラや手作り撮影機材などの情報
ロボットカメラを
作ろう その-2
私の愛用レンズ(中古品ばかりなのだが・・) 私が愛用している
レンズ
  File name : Gallery_KF_9.html