キジの観察報告
6月のヒナ.
( 2003年 2007年)
 Rev.
18
Original : Fri.Jun.20'03
Updated :Mon.Jul.02'07

6月のヒナ. ( 2003年)


2003-06-20 Thu.

待望の今年のヒナを見ることができた。野鳥 [ コチドリ ] の観察中、遠くの畑に
キジ♀を見つけた。普段はグループで見かけるのだが、単独行動の様なので、
巣作りか産卵のためグループを離れたのかと考えていた。しかし双眼鏡で観
察すると、彼女の周囲になにか小さなものが動いている。ヒナだ!。 
動きが速く雛の数は5羽以上と思われるが正確な数はわからない。

2003-06-20 Thu.
彼女の周囲になにか小さなものが動いている。
ヒナだ!
Thu. Jun.20'03 15:12:12  Canon EOS 10D 100-400mm +1.4x
 自宅 PC で画像を見て6羽だと知った。

2003-06-20 Thu.
自宅 PC で画像を見て6羽だと知った。
Thu. Jun.20'03 15:11:42  Canon EOS 10D 100-400mm +1.4x
このフィールドでは数週間前から1羽の♂が2羽の♀を従えている様子を観察し
ていたのだが、彼女の目の下のラインから想像すると、その内の1羽の♀の様
に思えるのだ。
フィールドノートを見返して見ると、日によっては♀が1羽の時も時々あったのだ
が、多くの場合翌日には♂と2羽の♀が観察されており、抱卵に必要と言われる
3週間も連続して姿を消していた様子は見られなかった。
2羽の♀の1羽だと断定できたわけではないが、このヒナを連れた♀の観察後
♂が2羽のメスを連れた状況は観察できていない。

**********************************
約1時間後、彼らが居た場所へ出向いて見た。
まだ新しいヒナの死骸を見つけた。
死因は不明だ
Thu. Jun.20'03 16:13:42  Olympus C-2500L
途中でまだ新しいヒナの死骸を見つけた。死因は不明だ。孵ってから短
時間で歩行可能だといわれる脚に蹴爪が見当たらぬ様子から♀だとわかる。

1時間前まで先ほどの親子がいた現場で成鳥♀が草むらに潜んでいるのを
見つけた。
私の足元からわずか 20cm のところだ。
巣の中で抱卵中か?
Canon D30 / EF300mmF4L

巣の中で抱卵中か?、しかしヒナを連れた親鳥が他の♀の巣の近くにヒナを
連れて出向くものだろうか?、立ち止まれば気付かれたと知り飛び立つだろう。
標準レンズのカメラは先ほどのヒナのところに置いて来た。手元のカメラのレン
ズは300mm の望遠レンズ(最短撮影距離 1.5m ) のみだ。
そのまま歩きつづけ適当な位置で振り向いて撮ったのが上の画像だ。

_
キジ成鳥♀を避けて遠回りして帰ろうかと考えている時、♀は草むらを飛び出し
畦道でバタバタともがく格好をしている。擬傷だ!。
 参考資料 : コチドリの擬傷行為  その その
畦道でバタバタともがく格好をしている。
初めての観察経験だが擬傷だ!。
Canon D30 / EF300mmF4L

 今度は望遠レンズが役立ってくれた。
♀はさらに離れた場所へ移動し、同様の擬傷を行う。ヒナと母親鳥はすでに
遠くへ去ったと思っていたのだがまだここにいたのだ。
 今度から親子を見た現場へ近づく時は充分気をつける事にしよう。先ほどの
ヒナの死因は親鳥の Freeze の指示で隠れているところを、気付かない人物
に踏み潰されたのかも知れない。

2003-09-18 Thu.
 9月の時点で成長した♂ x2 + ♀ x3 の5羽の若鳥に対面できた。⇒⇒

2005-07-02 Sat.
 2005年に観察されたキジ母子 ⇒⇒

2006-06-18 Tue.
 2006年に観察されたキジ母子 ⇒⇒

2007-06-08 Fri.
 2007年に観察されたキジ母子 ⇒⇒

_
6月のヒナ. ( 2007年)

2007-06-27 Wed.
 1日に1回の産卵を行うのだが、孵化はほぼ同時に(短時間に)全ての卵
が完了するそうで、(キジのヒナは誕生直後から歩けるため)母鳥は孵った
ヒナを引き連れて巣を離れると聞く。6〜10羽ものヒナたち全員を引き連れて
安全に移動できるものだろうか?。
今朝も [ 植木屋のオス ] に会う事ができた。
 いつもの場所で今朝も [ 植木屋のオス ] に会う事ができた。枯れ草の中
なので一見秋のイメージがあるが数日前除草剤が散布されたためで、背景の
未散布の隣の畑は初夏の緑のままだ。彼はすぐに姿を消した。
 この付近にはヒバリが2ヶ所に営巣している事を知っているのだが、除草剤
のため巣が丸見えになり、巣を捨てる事がないだろうか。ヒバリの挙動を確か
めるためこの場所に留まり観察を続けることにした。

 10mほど先を素早く移動する影が見えた。
キジのヒナだ。
 以前聞きなれた鳴き声が聞こえたと同時に 10mほど先を素早く移動する
影が見えた。キジのヒナだ。この様な場合周囲に母鳥や仲間のヒナが見
つかるはずなのだが・・。

どうも彼女(彼)は母親や仲間から
逸れてしまった様だ。
 Wed.Jun.27'07 06:56:33 Canon EOS 30D/EF300mmF4.0 + 1.4x  ISO:1000
 すぐに姿はブッシュに消えたが鳴き声はまだ聞こえる。どうも彼女(彼)は
母親や仲間から逸れてしまった様だ。双眼鏡で周囲をスキャンを繰り返すが
仲間は(そして先ほどの彼女も)見つからない。しかしかすかな鳴き声は場
所を変えながら聞こえる事でブッシュの中を移動しながら仲間を捜している
様だと想像できる。
 多くの場合、はぐれた個体が鳴き声で呼びかけ、母鳥や仲間が鳴き返しな
がら互に接近して元のグループが形成されるのだが今回は何かの事情で遠く
離れてしまった様に思える。

先ほど姿を消した[ 植木屋のオス ] が
 50m ほど先に姿を見せた。
 先ほど姿を消した[ 植木屋のオス ] が 50m ほど先に姿を見せた。彼にも
ヒナの鳴き声は聞こえると思うのだが挙動に変化は見られない。
_
ヒナがオスを見つけ接近している。しかし
オスはヒナに興味が無い様な様子だ。
 ほろうちの様な自身の所在をアピールする行為などしないで羽繕いをして
いただけなのだが、ブッシュの中からヒナが彼を見つけたらしい。画像 #07
-1678 左下にヒナが現われた。
 (マウスを画像上にスライドすることでホワイトサークルがヒナを示す。)

先ほどのオスの場所にたどり着いたが
オスは移動した後だった。
 オスはヒナに気付かないのか気付いても無視しているのか不明だ。ヒナ
が先ほどのオスの場所にたどり着いた時にはオスは移動した後だった。

やっとオスにたどり着いた。
(オスの右前方にヒナが見える。)
 やっと 10m ほど先に居たオスにたどり着いた。(オスの右前方にヒナが
見える。)

数分後農夫の接近で彼らは
別々の方向に逃げ去った。
 数分後農夫の接近で彼らは別々の方向に逃げ去った。その後の挙動は
掴かめなかったが、このヒナは持ち前の健脚で鳴きながら歩き回る事で仲
間や母鳥に遭遇できたものと思っている。
 
*** 現時点の疑問 ***
 キジは巣作りや子育ての全ての作業をメスだけで行うと聞いている。誕生
後は母鳥の後を追っていただけのヒナが今朝の事例の様に体の大きさや形
状、羽毛の色までも異なる成鳥のオスを仲間だとどうして知る事ができたの
だろうか?。
 ひとつ考えられる事は、誕生後のヒナを連れた母鳥は適切な時期に成鳥
オスに会うことでヒナ達に仲間だと学習させるのだろうか?⇒⇒
 

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