キジの観察報告
10月のキジ.
(2003年:若鳥:雌雄 2006年:成鳥・メス )
 Rev.
16
Original : Sat.Oct.11'03
Updated : Tue.Oct.03'06

10月のキジ.
(2003年 若鳥 雌雄 / 2006年 成鳥・メス )

秋の深まりとともに羽が傷んだ
チョウを多く見かける
 
コスモスの花で休むヒメアカタテハ。秋の深まりとともに羽が傷んだチョウ
を多く見かける様になってきた。彼らの子孫は卵やさなぎの形態で冬を越す
のだろうか。   
 蛇足だがレタッチソフト次第で画像の雰囲気はこの様に変わる ⇒⇒

2003-10-01 Wed.
 
6月に誕生して3ヶ月以上経過した今の季節の若鳥の観察はあまり簡単
ではないと思う。わずか3ヶ月間だが、フィールドの様々な経験は彼らを敏
捷で注意深い「野鳥」に生育させたのだ。しかもその「野鳥」が数羽でグル
ープ行動をしているため撮影・観察の目的で接近したくても数羽の内の誰
かが当方を発見して速やかに姿を消してしまうのだ。ちなみに私が観察し
ている若鳥(2グループ)は雌雄でグループを構成している。
  Aグループ オス x 2 + メス x 3
  Bグループ オス x 1 + メス x 2 ・・・・・・・ らしい、もっと多いかも知れ
ない。 その様なわけでいつも駆け去る彼らの画像しか得る事ができなか
ったのだ。
 今朝は観察フィールドにブラインドをセットして彼らを待って見た。

2003-10-01 Wed
顔を出したが数秒で姿を消した。
2003-10-01 06:51:30
 06:50 a.m. 50m(後で歩幅から測距)先の畦道にメスが現れた。珍しく
単独行動らしく、周囲に仲間は見あたらぬ。現れた時間はほんの数秒で
すぐブッシュに姿を消した。カメラがスリープモードに入っていた事もあり、
( EOS 10D は再起動に 2.5 秒程度時間がかかる。)撮れたのはこの
1枚のみだ。
 運がよければ、このまま姿を消さず2〜30分後再度近くに現れるかも
知れない。

2003-10-01 Wed
この画像では成鳥か若鳥か判断はできない。
2003-10-01 07:27:47 
 約30分後(前回同様数秒で姿を消したが)より近い場所に顔を出した。
記録した画像からは成鳥か若鳥か判断はできない。この時期の若鳥の
単独行動の例は少ないので成鳥メスではないかと考えている。

2003-10-11 Sat.
 
珍しく明るい日中にグループが農道を横切っていた。5羽以上の数は
確認できたが、よい画像は残せなかった。
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2003-10-11 Sat
10月の若鳥♂
えりまきが特徴??
Sat. Oct.11'03 14:02:18  Canon EOS 10D 300mmEF + 1.4x ISO200 -1/3
 10月の若鳥オスの姿は成鳥とほとんど同じ色彩で尾羽も伸びている。
たった一点異なるのは首の周りに抜けかけの羽毛の様なものが見られ
ることだ。
( この二枚の画像 #2927-6 / 2929-6 のオスは同一固体ではない。)
今の季節の若鳥オスのシンボルは『えりまき』なのだろうか。
2003-10-11 Sat
10月若鳥♂ & ♀、
♀は成鳥と区別がつかない
Sat. Oct.11'03 14:02:39  Canon EOS 10D 300mmEF + 1.4x ISO200 -1/3
 メスは遠目では成鳥と区別がつかない。不明瞭な画像で申し訳ないの
だが、この頃にはオスの頭部に冠羽が形成されるのだろうか?
 例によって若鳥達は非常に用心深く普段は田畑の作物の陰で餌をとって
いて明るい場所に出てくる事はほとんどない。

 約1年後、この月齢の若鳥の(もう少しましな)画像を得ることができた
次頁を参照 ⇒⇒
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毎日の通勤

2003-11-06 Thu.
 3年ほどフィールドで彼らの観察を続けているが、グループや世代に関
係無く、彼らはサラリーマンの様にほぼ毎日ねぐらから食物を取るフィール
ドへ [ 出勤 ] している。時間は 05:00頃から 11:30 頃、コースは(この個
体の場合)4コースある。
 書籍などの観察報告にはこの時間やコースがきわめて正確だと記述さ
れた例も見かけるが、個人的には疑問を感じる。 私は時間やコースは
不規則な方が彼らの安全性はより高くなると考えるのだ。
 個人的観察経験でも、コースの途中の異変(例えば私が通路わきの
ブッシュに潜んでいるとか・・) をめざとく見つけ、慌てずコースを変更して
目的地へ向かっている。 
 
無論帰宅する時も基本的に朝と同じコースを取る。時間は 14:00 〜 16:30
頃だ。
_
2003-11-06 Thu.
早朝のほの暗さの中にコスモスの
白い花びらが印象的だ。
今の季節、ほぼ毎日ねぐらから
食物を取るえさばへ通勤する。
Thu.Nov.06'03 05:46:12  Canon EOS 10D 300mmEF   ISO:1600 -1/3
 カメラでは捉えられぬ明るさの中を [ 早朝出勤 ] する成鳥オス。

2004-09-26 Sun.

Sun. Sep.26'04 15:28:34  Canon EOS 10D/300mmEF+1.4x  ISO:200 -1 
 画像 #3479-06 とほぼ同じ場所の1年後のショットだ。夜明け前の薄
明かりの中にほの白く咲いていたコスモスのこぼれ種が今年も花を咲
かせている。彼らの通勤コースを [ ねぐら ] の方向にむかって [ 帰宅 ]
する成鳥オス。

2004-09-26 Sun.

Sun. Sep.26'04 15:28:48  Canon EOS 10D/300mmEF+1.4x  ISO:200 -2/3 
 ほんの少し遅れて同じコースを帰宅する今年誕生の若鳥オス。
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キジ・成鳥・メス 10月 2006年

2006-10-03 Tue,
 今朝の観察で久しぶりに成鳥メスを短時間だが観察できた。このフィ
ールドで見かけるメスは毎年2羽が連れ添っていたのだが、先日も今回
も1羽だけの単独行動だった。先日草刈機で作業中抱卵中のメスを傷つ
けたと農夫から聞いたが、犠牲になったのはいつもの2羽のうちの1羽だ
った様だ。
今朝の観察で久しぶりにキジ・メスに会うことができた。
 Tue. Oct.03'06 07:09:15  Canon EOS 20D/EF300mmF4.0 +1.4x  ISO200 
 今朝の観察を終え引き上る前周囲を確認した時30mほど先に成鳥・メスを
見つけた。珍しく開けた場所で全身を曝している。当方と彼女の間には遮る
物がないので接近はほぼ不可能だ。付近に彼女の仲間がいないか双眼鏡
でスキャンするが見つからない。彼女の単独行動だと思われる。

珍しく開けた場所でリラックスしている。
 Tue. Oct.03'06 07:12:55  Canon EOS 20D/EF100-400mm @400mm +1.5x  ISO800 
 その後数分経過しても座り込んだままで動き出す気配はない。メスが開け
た場所で、この様にリラックスした様子を見かけるのは年間を通じても数回
しか経験がない。人の気配の無い早朝だからだろう。400mmレンズに切り
替え観察を続ける。

 彼女がいる場所はすぐ近くに住宅や県道(日中よりむしろ早朝出勤の車
の通行量が多い。)がある典型的地方都市の郊外だ。

 Tue. Oct.03'06 07:14:59  Canon EOS 20D/EF100-400mm @120mm +1.5x  ISO800+1/2 
 彼女は先ほどの場所より右側に移動したが再度座り込んでいる。画像(
#0677-06 上にマウスをスライドすれば彼女の場所が示される。
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極端に短い尾羽は換羽後なので
生えそろってはいないためためだ。
 Tue. Oct.03'06 07:16:57  Canon EOS 20D/EF100-400mm @400mm +1.5x  ISO800 
 移動を始めた。隣の畑で食物を捜すのだろうか。キジは8月から9月頃が
換羽期なので尾羽はまだ生えそろっていないため極端に短い。

30m 程先の農夫の接近に気付いた様だ。
 Tue. Oct.03'06 07:17:12  Canon EOS 20D/EF100-400mm @400mm +1.5x  ISO800 
 その後一瞬の間にブッシュに逃げ込み姿を消した。残念ながら今朝の観察
はここまでだった。 彼女が身を隠した理由は 30mほど先に現われた農夫に
気付いたためだった。繁殖期以外にキジ・メスの姿を見るチャンスは少ない。
たとえ見かけても今回の様に数秒で姿を隠すため画像に残すことは難しく例え
撮れてもこの様に()ブレた物しか得られないことが多いのだ。


 参考資料 : 先日この付近でオスを見かけた。 ⇒⇒


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