キジの観察報告
2月のキジ
2004年
Rev.
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 Original : Tue.Feb. 3'04
 Updated :Sun.Oct.24'04
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二月のキジ 2004年

2004-02-03 Tue.
 
冬のキジの観察は難しい。 理由は簡単で対象のキジが見つからない
のだ。 林の木々の葉は落ち、田畑にも作物は少なくなり彼らが身を隠
す場所がないため、わずかに残ったブッシュや休耕田の枯草の中に身を
ひそめ明るい表にはなかなか出てこないのだ。 またオスはこの季節め
ったに鳴かないと思っていたのだが、結構鳴き声を聞く事が多い。鳴き
声はケンケーンではなくニワトリの様な鳴き声だ。
 以前からマークしていた場所、先月の報告と同じ場所に3羽のメスを車
内から発見、助手席のカメラを取り窓外に向けた時には彼女らは姿を
消していた。
 車を遠方に止めカメラを抱えて彼女らを見つけた地点から約 20m 離れた
位置でブッシュにしゃがんでスタンバイする。 

姿を見せたのは頭だけ、こちらに
気付いてすぐ引っ込んだ。
Tue. Feb.0 3'04 15:07:41 Canon EOS 10D EF300mmF4L+1.4x  ISO:400  +1/3
 約30分後♀が周囲をうかがいながらブッシュから顔を顔を出し、目ざとく
こちらを見つけて数秒で姿を消す。あまりに動作が速くてシャッターを押せ
なかったが数分後また顔を出した、前回同様すぐ頭を引っ込めた。
 枯草色のフィールドで枯草色の保護色、そして用心深い行動。 地元農
家の方も「キジを撮るなら、山へ行かないと今の季節にこのあたりにはいま
せんよ。」 と言われるのも当然だろう。

その後♂が姿を見せた。私の方向より
向こう側を気にしている。
Tue.Feb. 03'04 15:27:45 Canon EOS 10D EF300mmF4L+1.4x    ISO:400
 さらに10分後、今度はオスが現れた。数回姿を出したりブッシュに隠れたり
していたが安全と判断したものか、ゆっくりと全身を現し30mほど先の柿ノ
木畑へ出向く。

キジから 5m 程向こう側は
道路だ
Tue.Feb. 03'04 15:34:16 Canon EOS 10D EF300mmF4L+1.4x    ISO:400
 通常ならばその後を数羽のメスが従うのだが、今日は従う者がいない。

柿ノ木畑で食べ物を捜していた。
Tue.Feb. 03'04 15:38:49 Canon EOS 10D EF300mmF4L+1.4x    ISO:400
  今回もメスの姿を見る事ができた時間は数十秒にすぎなかった。
この後オスはこの柿ノ木畑で 30分ほど草木などを突ついていた。
(この柿ノ木畑は 2004年秋から翌年春までモズオスのテリトリー
った。)


Tue.Feb. 03'04 15:49:23 Canon EOS 10D EF300mmF4L+1.4x    ISO:400
 その後農家の軽トラックが現れたため(今の彼の位置から3m後は農道なの
だ。)飛び去った。 少しの間をおいて、さきほどのブッシュからもメス が3羽同
じ方向に飛び去って行った。
_
2004-02-17 Tue.
運良く車窓から得られた冬のメス。

 今の季節に夜明け前のフィールドでスタンバイするきびしさは未経験の
方でもご想像いただけると思う。自分の吐息がカメラに水滴となって残り
ファインダーから顔を離して数分後、さっきの水滴は氷滴に変わっている
のだ。 こんな苦労をしても得られるものが皆無の日もあれば、ぬくぬくと
ヒーターの効いた車から、なにげなく顔を向けた道路脇に相手を見つける
日もあるのだ。そのラッキーな日が今日だった。
 あわててリアシートのカメラを引き寄せ、後続の車にクラクションを鳴ら
されるまでの間にショットした数枚の内たった1枚得られたブレのない画
像だ。( 急斜面を下る状態だ。カメラが傾き水平をミスした画像ではない
:念のため。)
冬のメス、頭部のクローズアップ。


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