キジの観察報告
4月のキジ
(2004年)
Rev.
 18
 Original :Tue.Apr. 6'04
 Updated :Sun.Apr.10'11
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四月のキジ 交尾など (2004年)

2004-03-29 Mon.
 以前からの疑問なのだが、繁殖期に雌雄はどの様にして異性を見つける
のだろうか。 ♂の Love call を聞いて興味を引かれた♀が接近する事は
当然考えられる。 ♂は鳴き声や[ ほろうち ] だけで♀を待つのだろうか、
 フィールドの観察例では♂が数百mを普段の速度とは異なる早足で進ん
で行き、その行き先で♀と遭遇するシーンを見かける事が比較的多く観察
される。
 以下はその一例だ。
2004-03-29 Mon.

Mon. Mar.29'04 06:45:33  Canon EOS 10D / EF300mmF4.0 +1.4x ISO400 -2/3
 早朝畑の隅で Love call とほろうち後周囲を覗っている♂、この動作を
約 20 分ほどこの位置で続けている。
_
2004-03-29 Mon.

Mon. Mar.29'04 06:46:38  Canon EOS 10D / EF300mmF4.0 +1.4x ISO400 -2/3
 突然畑の下の土手を下り始めた。

2004-03-29 Mon.

Mon. Mar.29'04 06:47:28  Canon EOS 10D / EF300mmF4.0 +1.4x ISO400 -2/3
 バイクの陰でカメラをかまえる私の数m先を Foxtrot で進んで行く。
その行く先を追うと約 200m 先にキジ♀が2羽見つかった。
この♂は高い視力で彼女たちを見つけその地点へ急いでいたのだ。
 多くの場合 Love call やほろうちは倒木や盛り土など周囲より高い場所
で行うのは少しでも見晴らしを良くするためなのだろう。

 繁殖期に雌雄がその異性を見つける手段
1、フィールドを回遊中に偶然遭遇する。テリトリーはそれほど広いものでは
  ないこと、餌を捜すために絶えず歩きまわっていることから遭遇のチャン
  スは高いと思われる。
2、♂の Love call を聞き興味を持った♀から接近。 ⇒⇒
3、♂が(目視で)♀を見つけて接近。(今回の例)
4、1〜3以外の方法で相手の場所を知る(らしい・・・)。 繁殖期の♂を適
  当な間隔をおいて追跡すると、ブッシュその他で視界が遮られているに
  もかかわらず、すたすたと歩み続けてその行き先に♀が(待って)居る
  多くの観察例がある。どの様な手段で相手がそこに居る事を知るのだ
  ろうか? ⇒⇒

_
野鳥 [ キジ ] 交尾 (2004年)

2004-04-05 Tue.
 今の季節はキジを観察するには比較的やさしい時期だと言えよう。♂は
♀にアピールするため鳴き声や[ ほろうち ] と呼ばれる羽の打ち鳴らしを
行うため見つけやすく、♂が見つかれば周辺に♀が居る可能性がとても
高いので雌雄同時の観察も可能なのだ。
 今朝は交尾を観察できた。撮影には不適なブッシュの中での行動だった
事もあり鮮明な画像ではないのだが、あまり見かける事のないシーンなの
で以下に記載しておく。
2004-04-05 Tue.
今朝、交尾を観察できた。
Tue. Apr.06'04 05:59:19 Canon EOS 10D / EF300mmF4.0  + 1.4x  ISO200 -1/3

_
2003-06-06 Fri.
下腹部の羽毛の乱れは
交尾や産卵の痕跡だろう。
Fri. Jun.06'03 05:36:57 Canon EOS 10D / EF300mmF4.0  + 1.4x  ISO200 -1/3
 5〜7月にメスを見かけた場合下腹を注意して観察すると羽毛が乱れて
いる様子が見られる。これは交尾や産卵、抱卵の痕跡だと言えよう。

 野鳥に詳しい方の説では繁殖期のメスの背中の羽毛が乱れている事
は、過去数時間以内に交尾が行われた証拠(オスが背中にマウントす
るため羽毛が乱れる)とのことだ。
背中の羽毛が乱れている事は、過去数時間以内に
交尾が行われた証拠だとか・・・。
 Wed. Jun.01'05 06:19:19  Canon EOS 10D#2/ EF300mmF4L+1.4x  ISO400 

2004-04-16 Fri.
 異なる日にも交尾が観察できた。
同じ♂の交尾を異なる
日にも確認できた。
Fri. Apr.16'04 05:54:05 Canon EOS 10D / EF300mmF4.0  + 1.4x  ISO400 -1
 丘の上で Love call をしていたキジ♂が急ぎ足で丘を下り日陰の畑へ
向かった。 その行き先を目で追うと1羽の♀が田植えのための整地前の
田の中に見つかった。 その後雌雄並んで [ カラスノエンドウ ] の葉など
をついばんでいたが突然交尾が始まった。 日の出(当地の今の季節は
05:20 頃)時間を過ぎているが曇天、そして丘の影で撮影条件はよくない
のが残念だ。 ちなみにこの♂は上の画像 #1037-04 と同じ個体だ。♀
は同一固体か否か不明だ。
 ♂が同一個体だと判断する根拠だが下の画像を見ていただきたい。
2004-04-12 Mon.
野良猫などの襲撃を受けた
のではないだろうか、
Mon. Apr.12'04 05:44:49 Canon EOS 10D / EF300mmF4.0  + 1.4x  ISO400 -1
 1週間以上前からこの♂の背中、腰、尾の羽根に異常が見られるのだ。
今は繁殖期なので多分♂同志の争い、もしくは野良猫などの襲撃を受け
たのではないだろうか、 ♂同志の戦いなら体の前面に痕跡が残ると考
えられるので、野良猫の可能性が高いと考えている。
 背中の羽根が目立つのでかなり遠方からでも双眼鏡などで識別が可
能なのだ。
 実はこの羽根のおかげで、この”F谷”の♂は1羽だと考えていたのだが
少なくとも2羽以上だと知る事ができたのだ。
2004-04-25 Sun.
 画像 #1345-04 で記録された背中の抜けかけの羽根は今朝 ( 2004-
04-25 ) 現在でも抜け落ちてはいない。少なくとも三週間以上この状態だと
言える。


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