キジの観察報告
三重県 野鳥 
5月のキジ ( 2006 年) 桑名市 郊外
Rev.
04
 Original :Thu.May.25'06
 Updated :Fri.Jan.19'07
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五月のキジ (2006 年)

2006-05-25 Thu.
 専門知識を持たないアマチュアの観察報告であることを最初に断わ
っておくが、個人的な数年間の観察によれば、キジ・オスは年間を通
じて毎日ほぼ同じコースを巡回している。
 NTT 携帯中継局の鉄塔付近で見かけるオスの具体的な例を挙げて
みよう。

彼のねぐらは背景の林の中にあるらしい。
 彼のねぐらは背景の林の中にあるらしい。今の季節であれば 04:00
〜05:00 頃に彼は #2886-06 の農道に姿を現す。

5月の新緑の土手を下る。
Sun. May.01'05 06:26:33  Canon EOS-1D/ EF100mm-400m  ISO:400  -1/3
 その後土手を下り水田の畦道を(彼の通勤路)を進む。

今は繁殖期なので途中 [ ほろうち ] を行うことも多い。
 今は繁殖期なので途中畦道の上などで [ ほろうち ] を行うことも多い。
その後農道へ進む。

危険度が高いところは駆け足で進む。
 数年前舗装された農道を進む。身を隠すものがないため毎回駆け足で
通過する。

舗装される前の農道。 以前は危険が迫れば道路わきの草むらに
逃げ込めるため、急ぐこともなくトコトコと歩いていたのだが・・・。

彼女は鉄塔のオスに会いに来たのだろうか?。
 Thu. Jun.08'06 05:17:49  Canon EOS 10D#2/ EF300mmF4L+1.4x  ISO800 -1/2 
 時には彼のたくましいほろうちと凛々しい鳴き声に興味を持ったメスが訪
ねてくる事もある。彼女はこの農道を渡って会いに来た様だ。

 過去の観察例から彼らのインテリジェンスのレベルははかなり高いと考え
られる。下の画像例は工業前の果樹園のオスが通勤路を進む様子だ。
K 工業の果樹園のオスの通勤風景。
 彼が林から果樹園まで出向く途中にフェンスで囲まれた資材置き場があ
り、彼は資材置き場を通って通勤しているのだ。
 いつもは彼の背丈以上の雑草が茂っているのだが、先日草刈が行われ
たため状況を紹介できる様になったものだが、彼の背後のフェンスの金網
が一部破れて穴が開いている事がお分かりいただけるだろうか?。

フェンスの金網が破損していることを
彼は以前から知っているのだ。
 こちらがその部分を拡大した画像だ。白いサークルで示す部分の金網が
破損している事がお分かりいただけると思う。彼はこの穴を通ってねぐらか
工業前の果樹園へ毎日通勤しているのだ。 過去の観察で雑草の中
に消えた彼がしばらくするとフェンスの向こうをトコトコ歩いているため、この
フェンス部分は飛翔していると考えていたのだが、彼はこの穴を以前から
知っていて利用していたのだと知らされた。
 同様に彼の通勤の様子を撮影するため、通勤路の付近にブラインドを使
って待ち伏せしても、コース途中の異物に気づき素早くコースを変更する事
が多い。
 彼らの撮影にはブラインドより車の方が適している様だ。

2006-05-31 Wed.
 今朝、私は特に身を隠す様な対策はしないで、彼(NTT 携帯中継局のオ
ス)の
通勤路の途中で彼を待ち伏せた。この様な場合の Tip だが、長時間
不自然な姿勢で待ち続けると途中で手足を伸ばしたくなる事が多く、その様
な行為のため注意深い彼らに見つかる事が多い。この対策として折りたたみ
椅子などを使い自然な姿勢で長時間体を動かさないでスタンバイすることが
とても有効だ。

すぐ近くで身を隠さずにいる私に気づかず
朝露の中を彼は出勤して行った。
 Wed. May.31'06 05:57:47 Canon EOS 20D / EF200mmF4.0+1.4x ISO800 -1/3 
 10m 以内の距離で身を隠さずにいる私に気づかず朝露の中を彼は出勤
して行った。

早朝は接近する人もいないので
開けた場所で観察が可能だ。 
 NTT 携帯中継局の鉄塔の隣のみかん畑が彼の餌場であり Love-
Call spot なのだ。背景は先日まで青々していた麦畑だ。

地面に腹部を密着させているが
多分体温の調節のためだろう。
 気温が上がる日中はこの様に木陰で冷たい地面に腹部を密着させている
事が多い。多分体温の調節のためだろうと想像している。
_
背景の麦畑は既に黄金色だ
刈入れ時期も近そうだ。
 14:00〜16:00 頃になると今朝 [ 出勤 ] して来たコースを逆にたどりな
がら林の中へ帰ってゆく。この通勤コースは数種類あり天候や途中の状
況などで最適のコース(時には数百m飛翔して出勤することもある)が選
ばれる様だ。


夕日の中を帰ってきた NTT 基地局のオス。
 16:00 いつもの通勤コースをたどって西日が長い影を落とす林のふもと
にたどり着いた NTT中継塔のオス。
 キジは夜間2〜3m の高さの木の枝や柵の上で眠るそうだ。多分この
林の中にその [ ねぐら ] があるのだろう。

 参考資料: 異なるテリトリーのオスの出勤例 ⇒⇒
 
 参考資料: 柵の上に止まる若鶏 ↓↓
早朝の畑の柵上に見た4羽のキジ若鳥
Wed. Oct.06'04 05:59:08  Canon EOS D30/ EF300mmF4L+1.4x  ISO:800  -2/3
 この画像は 2004-10-06 の早朝の観察フィールドで見かけた若鳥の
雌雄4羽が豆畑の柵の上に止まっている観察例だ。多分彼らの [ ねぐら]
でもこの様な状態で眠るのだろう。

[ 出勤 ] 途中のキジ・オス。
Thu. Jan.11'07 07:29:24 Canon EOS 30D EF300mmF4L+1.5x  ISO:500 
 これは1月に撮影した画像だ。樹木は落葉し田畑の作物も少なく身を隠す
物が無い季節でも、ほぼ同じコースを通って餌場に出向いている。


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