キジの観察報告
Dating .
 Rev.
18
Original : Sun.May.04'03
Updated : Thu.Jul.06'06

Dating . ( 2003 年 )

2003-05-17 Sat.  
 先日入手したカメラのテストを兼ねて過去時々キジの鳴き声を聞いたフィールド
へ出向いた。
始めてのフィールドでもあり、おそらく散々捜しまわって収穫はゼロの可能性が
とても高いので荷物は 300mm のレンズが一本、予備の電池とメデイア、双眼鏡
( 10x )、フィールドノートブックだけを持ち、三脚は持たないことにした。

05:35 道路わきの空き地に車を止め現地に向う。繁殖期なので、この位置からでも
    遠くからかすかに鳴き声が聞こえる。
05:50 目的地の近くで腰をおろし2回ほど鳴き声を待ち大きさと方向を確かめその方
    向にゆっくりと進む。
    かなり近づいたらしく羽音も大きく聞こえる、カメラを ON して適当に試写、ホワ
    イトバランス、手持ちでもブレない様にシャッター速度などの再確認を行う。
06:09 あっけなく木の下で餌をついばむ♂を発見。
    その後木陰から出てきたところを記録。

Sat. May.17'03 06:13:27 Canon EOS 10D / EF300 mF4L ISO:400

トサカの部分は過去の観察例にない大きさだ
Sat. May.17'03 06:42:26 Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:400
 今回始めて観察する個体、トサカの部分は過去の観察例にない大きさだ。
多分キジ♀には sex appeal の面で人気があるのではないだろうか。

進んで行く先にはすでに♀が待っていた
Sat. May.17'03 06:22:14  Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:200
 さらにそそくさと彼が進んで行く先には、なんとすでに♀が待っていた。
私の過去の観察経験ではデートの最初に求愛ディスプレイをするのが定例
パターンなのだが・・・・。
蛇足だが、♂の左側の樹の白い物はミカンの花の蕾だ。

予想どうり♂は頭を下げ尾羽を開き始めた。
Sat. May.17'03 06:22:16 Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:200  -1/2
 予想どうり♂は頭を下げ尾羽を開き始めた。

おなじみの求愛ダンスだ。
Sat. May.17'03 06:22:18 Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:200  -1/2
 おなじみの求愛ディスプレイが始まった。

彼女は♂を扱い慣れているのか無視して・・
Sat. May.17'03 06:22:16 Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:200  -1/2
 しかし彼女は♂を扱い慣れているのか無視して・・・下げた彼の頭の上をジャンプ
して数メーター先へ飛んでいってしまうのだ。再度彼は追いついて求愛ダンスを
試みるのだが・・・・・。
毎度のパターンだが今回も3回の求愛ディスプレイ が試みられたが♀が器用に
いなすため尾羽をいっぱいに開く様子まで観察できなかった。
_
参考のため翌日同じペアを観察した時の
求愛ディスプレイを上げておこう。Sun. May.18'03 05:43:48 Canon EOS-1D / EF100-400 mm L  ISO:1250  -2/3
 参考のため翌日同じペアを観察した時の [ きんととダンス ] を載せておく。
♂は更に尾羽を開げ頭をさげ♀の進路に回りこむ。

♀には目の周囲に顕著な赤色は認められなかった。
Sat. May.1'03 06:23:06 Canon EOS 10D / EF300mmF4L ISO:200
 今回の観察例の♀には目の周囲に顕著な赤色は認められなかった。参考画像


 一般に多くのメスは繁殖期に眼の周囲の赤色が鮮やかさを増す様だ。
上()の画像の上にマウスをスライドして頂きたい。


その後2羽は共に2時間以上、
移動しながら採餌行動を続けた
ここでは昆虫の幼虫かミミズらしきものをついばんでいた。
その後2羽は共に2時間以上、
移動しながら採餌行動を続けた その後2羽は共に2時間以上、最初に見つけた位置から約 2.0km の道のりを
移動しながら採餌行動を続けた。
2羽のキジを 10m 以内の間隔で2時間気付かれずに追跡を続ける事は一見
困難な様だが、山中でなく近くの道路を農家の軽4トラックなどが時々通過したり
遠くで飼い犬の声が聞こえてくる様な各種の雑音が多い場所なので彼らも物音に
はあまり気を使わなかったため、それほど困難な作業ではなかった。

08:15 いつもの様に今回の観察もあっけなく終了した。『いた!いた!』の声と
    共にドタドタと足音が近づき・・・・2羽は飛び去った。
    高価なカメラとレンズを持った人物が二人現れ・・、彼らとしては慎重に
    近づいたつもりだったのだろうが・・・・。
    私に気付く事も無く農道に止めた 4WD 車に戻りエンジンをかけ去って行った。
    私もついこの前まではあんな調子だったのだろう。
    彼らもすぐに [ キジ ] 観察・追跡の技術を身につけてくれるだろう。

memo'
 今回の撮影は先日入手したカメラのテストを兼ねていたため、ピント合わせは
すべてカメラの AF : オートフォーカス機能に任せた。
またレンズは 300mm ( 35mm 換算 480mm ) のスタビライジング機能を利用
して三脚は使わず手持ちで撮影した。シャッター速度は 1/180〜1/250 だった。
(求愛ディスプレイの画像のみ異なるカメラで撮影された画像だ。)


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