キジの観察報告
キジ・メス 抱卵 ( 2006 年)
 Rev.
12
Original :Sat.Jun.24'06
 Updated :Wed.Jun.28'06

キジ・メス 抱卵 ( 2006 年)

2006-06-24 Sat.
 突然名も知らぬ方から電話を頂いた。『私の土地でキジが抱卵しているの
で場所を教えてあげよう。』 との内容だ。約束の場所に出向いた後案内さ
れた場所は・・・・・。
『そこにいるんですよ。』と示されたのだが、
まったく分からない。
 Sat. Jun.24'06 17:40:45 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO640
 町外れの空き地で車は止まった。この空き地を進むのならば三脚や望遠レ
ンズは足手まといになるだろうと車内に残し 50mm レンズを付けたカメラだけ
を抱えて身軽な状態で下車したのだが、案内のその方は空き地に入らず道
路から 3m 程の位置のつぼみが膨らみ始めているアガパンサスを指差して
『そこにいるんですよ。』と言われるがまったく分からない。

アガバンサスの手前2mでようやく彼女の場所を知った。
 Sat. Jun.24'06 17:46:41 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO640
 空き地に入り、アガパンサスの 2m 前まで近づき『ここですよ。』と言わ
れてようやく抱卵しているメスに気づく事ができた。上()の画像で判断
できなければマウスを画像 #9701-06 の上へスライドして彼女の位置を
確かめて頂きたい。

接近しても身動きもせずうずくまったままだ。
 Sat. Jun.24'06 17:46:55 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO640
 画像 #9701-06 と同じ位置から撮った画像をトリムしたものだ。

隣の家の庭と言えそうな場所で彼女は
抱卵をはじめたのだ。
 Sat. Jun.24'06 17:48:25 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO640
 6m ほど先には住宅があり、朝夕は犬連れの方が 3m も離れていない
道路を散歩で行き交う決して彼女には安全で快適な環境とは言えない
場所なのだ。彼女はどの様な理由でこの場所を選んだのだろうか?。
 ひとまず今日はここで引き上げる事にした。

2006-06-25 Sun.

雨の中抱卵を続ける母親キジ、
 Sun. Jun.25'06 04:40:45 Canon EOS 10D/EF28-135mm @70mm   ISO800 Storobe=On
 翌朝雨天の中を出向いてみた。そぼ降る雨の中で昨日と同じ姿勢で
抱卵を続けている。平均的抱卵期間は 22〜28 日程度と聞くがいつから
抱卵が始まったのか不明なので孵化の日の予測がつかない。
 多分ある日出向いたら、そこには卵の殻が残るだけだった・・・。との結
末になるのだろう。叶わぬとは思うがヒナに会ってみたいものだ。

 *** 参考画像 ***

下()の画像は事故死(2003年6月)したメスの腹部を示したものだ。
腹部に羽毛が無い事がお分かり頂けるだろう。冬季には生えるのかも知
れないが、抱卵の時に母鳥の体温を効率よく卵に伝えるためだと聞いて
いる。
母鳥の体温を効率よく卵に伝えるため
メスの腹部には羽毛が生えていない。
 Tue. Jun.03'03 07:58:26 Olympus C-2500L


2006-06-25 Sun.

気がかりなことは除草剤のことだ。
 Sun. Jun.25'06 06:07:49 Canon EOS 20D/EF300mmF4.0 + 1.4x  ISO800 -1/2
 その後現場を離れて 24Hour コーヒーショップでブレーク。雨も上がり周囲
が明るくなってきたので再度出向いてみた。
 気がかりなことは私を案内してくれた方が 『除草剤を撒いている時に気
づいた。』 と話されていたことだ。最近の除草剤の威力は強力で散布され
た範囲は短期間に茶色のちじれた枯れ草になってしまうのだ。彼女が身を
隠す物が無くなる時間と孵化とどちらが早いだろうか・・・・。

 参考画像 : 除草剤の効果を示す画像例 緑の中に一筋の
          茶色に枯れた線が見られる。 ⇒⇒

2006-06-27 Tue.

彼女と卵には変化は見られないようだ。
 Tue. Jun.27'06 05:22:09 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO640 Storobe=On
 彼女の抱卵を知ってから四日目の朝だ。
 早朝に現地に出向き彼女の状況の確認と撮影を1〜2分で済ませて現
場を引き上げる。自作防水キャビネットを使ったインターバル撮影や IEEE-
802.11b/g ( 無線 LAN ) を使って近くに止めた車内の PC へリアルタイム
で画像転送も可能だが近くの道路はそれなりに通行量があるため周囲か
ら注目される行為は彼女のために慎んだほうが良いだろう。
 彼女の背中にかかる枯れ草が最初の時から変化が無い事から一時的に
巣を離れる行為は無かった様に思われるのだが、キジの抱卵とはこの様な
ものなのだろうか。

2006-06-28 Wed.
抱卵を知ってから五日目の朝だ。
彼女の向きが変わっていた。
 Wed. Jun.28'06 05:34:46 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO400 Storobe=On
 彼女の抱卵を知ってから五日目の朝だ。
 特に変化がなければ報告を挙げぬつもりだったのだが、
、今朝の観察では彼女の向きが変わっていた事。 
、周囲の雑草が除草剤の影響か弱ってきたこと、そのためか以前は見る
  ことができなかった尾羽の状態も観察できる。
などに気づいた。
 抱卵中親鳥が個々の卵を平均して温めるため、卵の位置を変える事は
よく見られる事なので、その時にでも姿勢を変えたものだろうか。

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