キジの観察報告
キジ・メス 抱卵 ( 2006 年)
 Rev.
8
Original :Sat.Jun.24'06
 Updated :Sun.Jul.02'06

キジ・メス 抱卵 ( 2006 年)

2006-06-28 Wed.
 彼女の抱卵を知ってから五日目の日中の様子だ。
ただただ 抱卵を続けるメス。
 Wed. Jun.28'06 14:12:28 Canon EOS 20D/EF300mmF4.0   ISO400
 朝の観察時とは逆の方向を向いている。適宜立ち上がり卵の様子などを
チェックしながら抱卵を続けているのだろう。できる限りストレスを与えぬため
1〜2分で観察・撮影を済ませて引き上げている。そのため現地では気づか
なかったが自宅 PC でチェックして彼女の背中にアリが這っている事に気づ
いた。(画像 #9717-06 中央部のスクエアマークの部分だ。)下()はその
部分をトリムした画像だ。
彼女の背中にアリが這っている。
 Wed. Jun.28'06 14:12:28 Canon EOS 20D/EF300mmF4.0   ISO400
 キジに限らず野鳥は清潔好きで常時羽毛の手入れを行っている様子が観察
されるが、地表での抱卵は清潔好きな彼女たちには苦痛だろう。

 参考画像 : キジの砂浴び 観察例 - 観察例 -
 参考画像 : スズメの砂浴び & 水浴 ⇒⇒

2006-06-29 Thu.
 彼女の抱卵を知ってから六日目だ。
『枯れ葉作戦』は進行中だ。
 Thu. Jun.29'06 05:25:03 Canon EOS 10/EF50mmF1.4  ISO800 -1
 彼女には変化は見られない。変化がはっきり見て取れるのは除草剤の
影響だ。画像番号を示す 0068-06 の文字の位置から上は緑色だが
下は枯れ草色に変化していることが分かるだろう。
緑色の部分はネギ
やジャガイモの畑の部分で、当然そのエリアには除草剤は撒かれていない
ため緑色に変化は無いのだ。。

自宅の庭で日陰の温度を調べてみた。
 Thu. Jun.29'06 15:38:12 Olympus C-2500L
 今日は快晴で気温も大幅に上がった。ほとんど太陽光線を遮る物のない
彼女の周囲の温度はどの程度のものだろう。画像は自宅の庭の日陰に置
いた温度計だが 32℃ を超える値を示している。おそらく彼女もこの温度以
上の気温の元で抱卵を続けているのだろう。地表での抱卵は[ 高温 ] と言う
苦痛も加わるのだ。

 参考画像 : 炎天下の埋立地で抱卵するコチドリの様子 ⇒⇒

除草剤の次の問題が発生した。
 Fri. Jun.30'06 05:28:50 Canon EOS-1D/EF50mmF1.4  ISO800
 彼女の抱卵を知ってから七日目の朝の様子だ。
彼女に大きな変化は見られぬが、除草剤の影響が顕著になった事が見て
取れる。昨夜彼女の抱卵を教えていただいた方から電話が入り『除草剤の
効果が出てきたら耕して豆を捲く予定なのだが・・・・。』 と連絡を受けた。
除草剤の難題の次にまた新しい難題ができたわけだ。 周囲が耕される前
に卵は無事孵る事ができるのだろうか。
道路脇付近で除草剤が切れたとのことだ。
なるほど、ここには緑が残っている。

 こちらの画像のほうが除草剤の威力を如実に示していると言えよう。オー
ナーの話では、『除草剤を撒いたのだが道路脇付近で除草剤が切れたの
で噴霧を止めた。』との事だった。噴霧されなかった雑草は生き生きした緑
色だ。

2006-07-01 Sat.
オーナーの心遣いでアガパンサスの
周辺の雑草は残されている。
 Sat. Jui.01'06 05:18:02 Canon EOS-1D/EF28-135mm @28mm  ISO800 -1/3
 抱卵を知ってから八日目の朝の様子だ。
 オーナーの予告、そして昨夜の大雨が気になり出向いた。現地でまず
アガパンサスの周辺以外の雑草類がきれいに刈り取られていることを
知った。しかし気がかりな母鳥はアガパンサスの根元で抱卵を続けてい
る事を見つけて一安心する。

昨夜の豪雨で羽毛はべったりと濡れて
体に張り付いていたままだ。
 Sat. Jul.01'06 05:11:06 Canon EOS 10/EF100-400mm @200mm  ISO1600 -1
 彼女に近づき様子を確かめる。抱卵のため羽毛の手入れが不十分なせ
いか昨夜の豪雨で羽毛はべったりと濡れて体に張り付いたままだ。普段
なら降雨で背中が濡れ始めた時点でブルル・・・と軽く体をゆすれば水滴
など簡単に吹き飛ばすことが可能なのだろうが、じっと抱卵を続けたため
ここまでべったりと濡れそぼってしまったのだろう。

 参考画像 : 大雨の埋立地で抱卵するコチドリの様子 ⇒⇒

日中は晴れるとのことなのでお昼頃
には羽毛も乾いてくれる事だろう。
 Sat. Jul.01'06 05:11:47 Canon EOS 10D/EF100-400mm @400mm  ISO1600 -1
 天気予報では日中は晴れるとのことなのでお昼頃には羽毛も乾いてくれ
るだろう。
_
2006-07-02 Sun.
土壌改良剤の石灰が
撒かれていた。
 Sun. Jul.02'06 04:58:54 Canon EOS-1D/EF28-135mm @28mm  ISO640
 抱卵を知ってから九日目の朝の様子だ。
 例によって早朝に出向いた。地表に一見雨後の水溜りの様に白く見
えるものは土壌改良剤の石灰だ。豆畑へのステップは確実に進行して
いるといえる。


 Sun. Jul.02'06 05:02:33 Canon EOS 10D/EF200F2.8  ISO400
 畑のオーナーの思いやりで残された枯れた雑草で守られた彼女の巣床。

彼女に変化がない事を知り
軽いため息が出た・・・・。
 Sun. Jul.02'06 05:01:12 Canon EOS-1D/EF100-400 @400mm  ISO640
 彼女に変化がない事を知り軽いため息が出る・・・・。彼女の瞳にカメラ
を持つ私の姿が写る程近づいてもじっと耐えているがこの先、豆畑の畝
を作る時の鍬のざくざくする音が耳元に響いても耐えられるだろうか?。
 短時間の観察を切り上げようとした時付近でオスの鳴き声が聞こえた。
ひょっとすると卵の [ 父親 ] だろうか。

カメラと双眼鏡を持って裏の水田へ続く農道で
彼を捜す。見つけた!!
 Sun. Jul.02'06 05:11:47 Canon EOS 10D/EF100-400mm @100mm  ISO800 -1/2
 カメラと双眼鏡を持って裏の水田へ続く農道へ出て周囲をスキャンする。
「居たっ。」 上()画像の中心部に赤いオスの頭を見つけた。彼の方が
私を先に見つけて畦道から水田へ逃げ込んだのだろう。
 画像中心部をクローズアップしてみよう。
_

 Sun. Jul.02'06 05:11:53 Canon EOS 10D/EF100-400mm @400mm  ISO800 -1/2
 彼はこの位置から約 18 分動かず周囲を警戒している。当方はリアシート
に掛けたまま車を撮影に最適の位置まで移動する。今の季節の水田は4〜
5cm の深さの水が張られている事、キジは水中を歩くことは好まない事を
過去の観察経験から知っているため待っていれば必ず彼が姿を現す事は
確実なのだ。

 参考画像 : 水が張られた水田を進むオスの例外的な例 ⇒⇒

彼はひょっとすると卵の[ 父親 ] 
かも知れない・・・・。
 Sun. Jul.02'06 05:31:23 Canon EOS 10D/EF100-400mm @400mm  ISO800 -1/2
 当方の予想した待ち伏せ場所に全身を現したオス。基本的にオスは特別
な理由がない限り自身のテリトリー内を徘徊することから、ひょっとすると今
回観察中のメスが抱く卵の[ 父親 ] であるかも知れない・・・・。尾羽が傷ん
でいる様だが原因は何だったのだろう。

2006-07-03 Mon.


 昨日の観察で尾羽が傷んでいるため Broken tail とニックネームを付けた
個体が今朝農道(最近の農道はほとんどが舗装されている)をのんびり渡っ
ていた。足の指の色が濃いのは水田を進んだため泥が付いたからだ。尾羽
の傷みは昨日よりひどくなっている。


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