コチドリの観察報告 No.5
コチドリとしての証明  雌雄の区別について
Rev.
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Original : 2003-06-13
Updated : 2003-06-29
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2003-06-13 Fri.
コチドリと良く似たイカルチドリと呼ばれるチドリがいるそうだ。今回の観察例
は [ コチドリ ] である事を画像で証明しておこう。

1、多くの資料には体長 160 mm と記されている。下の画像はコチドリ♂が巣の
  中で抱卵しながら、彼らの習性で周囲の小石を咥えた瞬間を記録したものだ。
  コチドリの巣の横の赤線でマークした小石の大きさは長辺が約 85mm だ。
  今日は雨天で湿って石の色が少々異なって見えるのだが、前回卵の数を調
  べた時、スケールと共に撮った画像を参考にして頂きたい。 
  小石と鳥の体の比から鳥の全長は約 160 mm 前後だと推定できる。

Fri. Jun.13'03 13:25:48 Canon EOS D30 / EF 300 F4.0 ISO 400
_


2、巣の周辺の石ころを咥えてはポイポイ捨てる習性はコチドリだけのものか
  不明だが、下クチバシの根元が肉色はコチドリ固有のものらしい。
  今回の♂は頭部の黒いバンド内に白いスポットがあるため、雌雄の判別が
  とても簡単だ。

3、下の画像は伸びをした時のものだが、翼の上面には翼帯が見られない。
  ( 注 )この行為は伸びだと考えているのだが、それ以外の行為かもかも
  知れない。

Fri. Jun.13'03 13:08:08 Canon EOS D30 / EF 300 F4.0 ISO 400 

以上の条件から素人判断でコチドリと判断しているのだが、ミスがあれば
ご指摘をお頂きたい。

****  雌雄の区別について  ***  

最初の頃の頁に記したが コチドリ は雌雄同色だ。雌雄を区別する方法は図鑑
などでも幾つか紹介されている。

1、 首の回りの黒いリングの幅⇒広い方が♂。
2、 目の回りの黄色いリングの幅⇒広い方が♂。
3、 例の小石を咥えてポイする習性⇒♀も同じ習性を持つが♂の方が多い。
4、 体は♂の方がわずかに大きい。
5、 過眼線の色は♂が黒に近い褐色、♀は薄い褐色。

各頁で雌雄が並んだ画像を見ると上記説明が当てはまる例も幾つか見られる様だ。
いずれにしろ双眼鏡で観察してすぐ判断できるものではなく、雌雄並んだ画像を見て
なんとか判別可能なレベルのものだ。
個人的な観察経験では上記 ( 5 ) が比較的明確に区別がつきやすいと考えている。
( 観察例が少ない筆者の経験による説である事をお断りしておく。)


この画像はカメラを固定して雌雄を撮影して片方の画像を 180°水平反転
して合成したもので左側が♂だ。
アイリングや胸の黒いリングの幅で区別はちょと困難だが、過眼線の色は
その違いがはっきりしていて判別しやすいと考えられないだろうか。








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