2004-02-07 Sat. 彼らの食物について調べて見た。 捕捉して胃の中を調べるような大げさな ものではない。 前頁、前々頁で報告の様に、熟した柿の実などを食する様子が観察できた 事から昆虫など動物質のみを食しているわけではなさそうだ。 _ 今の時期 (12〜3月)葦原でささ鳴きしながら葦の茎を突つ いている姿をよく見かける。 この葦を調べて見た。 Sat. Jan.31'04 08:39:31 Canon EOS 10D / EF300mmF4 + 1.4X ISO:200 _ ![]() Sat.Feb. 7'04 10:20:23 Olympus C-2500L 葦原から数本の葦の茎を切り取って来て茎を開いて見た。 以外と丈夫でナ イフ等を使わないと簡単には開く事はできない。 ある一本の茎の中に L=22mm 程度の昆虫の幼虫を見つけた。 彼ら(ウグイス、メジロ etc,. )はこれを食してい るのだ。 昆虫の名前は不明だ。 ![]() Sat.Feb. 7'04 10:20:23 Olympus C-2500L 鳥達は茎の中の幼虫の存在をどうして知るのだろうか?。 答えは簡単だ 上画像円内に示す様に昆虫が茎へ侵入した穴が残っているので、これを 目印にすれば良いわけだ。 夏の緑色をした茎なら大人の素手でも茎を切り開く事も可能だろうが、枯れ て乾燥した状態の今、素手ではほぼ困難だ。 しかし彼らのクチバシを最初 にこの穴に引っ掛けると茎を簡単に開けるのだ。 これらの知識を元に双眼鏡で葦原のウグイスやメジロを見ていると、この穴に クチバシの先端を引っ掛けて茎を開いている事が観察できる。 右の画像はメジロの例。⇒
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