ウグイス 観察報告
 三重県 桑名市 観察・撮影のための Tips
 大山田 藤が丘
 Rev.
8
Original :Sun.Mar.31'02
Updated :Sat.Feb.28'04

観察・撮影のための Tips

観察の時期
 ウグイスの観察は4月がベストの時期ではないだろうか、10〜3月は
ブッシュの中で素早く移動しながら笹鳴きをしている。
「チャッ、チャッ」と声は簡単に聞けるが姿をじっくり観察できない。
繁殖期に入る4月は開けた場所の小枝の先などへ顔を出し、「ホーホケキョ」
を聞かせてくれる。

観察の時間
 風の無い快晴の朝、日の出前から 8-9 時頃に出向き、まず鳴き声から場所
を推定する。
鳴いている時は動き回らないため、近づいたら双眼鏡などで姿を確認する、
(撮影の場合は)さらに静かに近づく。
当然の事だが近づき過ぎれば逃げ去る。この間に光線、アングルなどを考え
三脚・カメラをセットして、彼が再び帰ってくるのを待つ。
 個人的観察では各固体のお好みの Sing-Posts があるようで、30〜60 分も待
てば必ず帰ってくる。ひっそりと帰ってきて突然「ホーホケキョ」と鳴くので
驚いてカメラを構える動作に(鳥が)驚き飛び去るケースが多い。
彼は地表 10〜50cm 程度を草木をつたいながらやってくる事が多い。全ての
野鳥観察の常識だがこちらが姿勢を変える時はできる限りゆっくりと行うこと。
あまり体を動かさずに楽な姿勢で待つのが「コツ」。
 また午後になると観察は難しいようだ。( 鳴く回数が少なくなり、またより高い
枝へ移ることが多いため。)

 固体によっては 5m 以上の高い樹数本を Sing posts とする鳥もいる。
高いため(地表の天敵から安全なため)真下まで行っても逃げたりしないで声を
聞かせてくれる。撮影する場合、バックが空になるため綺麗な画像を得にくいが
このような固体でも午前中はには地表1〜2m 程度の低い木や草に移って鳴く
ことも多い。
繁殖期には低木で鳴くことも多い。
Sat. Apr.13'02 10:24

 高さ 1.3 m で鳴く♂。年間を通じて開けた低い場所で鳴いてくれるのは3〜
4月の季節だけだと思う。
つまり撮影はこの時がチャンスということだ。

 「ホーホケキョ」と鳴くのは♀に対するアピールだ。だからあまり近くに他の♂が
いて同じように鳴いていると(どの様な手段なのか不明だが、)強い固体が他の
固体を駆逐する様だ。
 個人的観察ではテリトリー相互に最低 200m 位の距離は必要らしい。
最初 80〜120m 位の間隔で鳴いていた♂たちはいつのまにか(1〜2週間で)
片方がいなくなっている。
♂同士の戦いは(他の鳥や動物のように)ウグイスでもあるのだろうか?
それとも別の片方が居なくなる理由があるのだろうか?。
Tue. Aor.23'02
 ある方からの E-Mail では「未確認だが、鳴き声が大きく張りのある♂がいると
(そうでない)♂は立ち去ったり鳴くことをやめる。」そうだ。
本当だとすると春告げ鳥らしい平和的な解決策だとも思う。



10〜3月の笹鳴きの頃は良く鳴き声が聞こえる場所を探しだし待ちうけることで
観察・撮影が可能だ。
参考画像:待ちうけ撮影の画像例⇒⇒

 またメジロ等と同様給餌台などに呼び寄せて観察する方法や郊外の果実のある
木、柿の木やミカンなどの果実を食べに来る姿を観察する方法もある。

2003-02-21 Fri.
 個人的経験では庭の木に輪切りのミカンを置きメジロを冬季に呼んでいたが二
年目になってシジュウカラやウグイスが時々顔を出す様になった。ちなみに我が
家は数千戸の団地の中の1軒で庭は十坪程度のものだ。

2004-02-28 Sat.
 ヒヨドリやカラスなどがミカン園などから果実を咥えて盗み出す途中落とした物
の果汁を吸うメジロやウグイスを見かけた。 これを真似て自宅の庭でなく観察フ
ィールドのブッシュの中にミカンを置いてウグイスを呼んでみた。
 最初にやって来るのはメジロやヒヨドリだがミカンでウグイスを呼んだ。
その後ひっそりとウグイスがやって来る事を知った。この方法は撮影に有利な
場所を選べるのがありがたい。

************* 雑学 **** Wed.Apr.30'03 *************

 ウグイスなど野鳥は季節をどの様にして知るのだろうか? まず考えられるのは
気温だろう、そして、、、、
江戸時代には正月(冬)にウグイスを鳴かせる技術があったそうだ。
ウグイスは日照時間が長くなることで季節を知ることを長年の観察から知っていた
飼い主達は飼っている部屋の照明時間を加減することでウグイスに春が来たと
勘違いさせ、お正月などに春を告げる鳴き声を上げさせたそうだ。
無論、一般の庶民は鳥は飼っていたかもしれないがその様な贅沢な飼い方は豪商
などだけがが楽しんだのだろう、町人文化が花開いた江戸時代らしい話だと思う。



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