観察報告 イタチ
愛知県 イタチ 観察
. いたち赤目現象
Rev.
13
Original :2008-05-07-Wed.
Updated :Tue.Apr.07'09
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イタチ についての考察   2008年.
彼らの天敵は何だろう。

2008-05-06 Tue. 

 数年前から時々姿を見せている個体が先日傷ついた姿を見せた。彼女が戦
った相手は近所の飼い猫かノラ猫ではないだろうかと想像しているのだが、、、

 物置の彼らの今回の進入口は 60mmφなので抵抗なく進入できるはずだ。
過去の記録では 23:00 〜 04:30 頃が現れる時間だが今回は 21:47 に姿を
見せた。
 右目は利かぬため左目で屋内の様子を確かめた後、、。


 
Wed.Nov.29'06 03:19:41 Canon EOS 30D / EF28-135mm @60mm ISO400 Ext' storobe 420EX  ( By Robocam Model-5 )
 以前 ( 2006年11月) の画像だが、屋内へ進入前に安全を確かめている様子
だ。当然ながら今回のように横目で確かめる様な挙動は見られない。


 屋内へ侵入して来た。やはり右目部分は窪んだままだ。左耳の形状もおか
しい。


 Tue. May.06'08 21:47:27  Canon EOS 10D EF28-135mm ISO200 Int'-speedlite ( RCS Model-4 )


 画像 08-1927 の頭部をトリムしたが右目、左耳の異常が見て取れる。


 傷ついた姿を最初に確認したのは約3週間前だ。今回姿を確認できた事は
この先もハンディキャップを負ったまま生きてゆけると考えても良さそうだ。



RCS は Intelligented Model-4を今回使用した。
 今回撮影に使用した RCS は 2002年2月に制作。その後フィールド使用で
得た情報を元に改良を繰り返し先日は MPU:マイクロプロセサーを組み込ん
でインテリジェント化した Model-4(改)だった。

RCS : Robot camera system.

_
赤目現象についての考察
その事例と対策案。

Blue eyed なイタチ嬢。
Wed.Nov.08'06 01:36:08  Canon EOS 10D / EF28-135mm @41mm ISO400 (RCS Model-4 ) )
 野生動物の夜間撮影では赤目現象で泣かされる事が多い。人間の場合は
文字どうり『赤目』だが、イタチやネコなどの場合 Green or Blue eyed になる。
( 英語圏では目の色を使った形容がいくつかあり、生半可に使うと誤解の元
になるので要注意だ。 ) またカメラ側の赤目緩和機能 はその動作原理を考え
れば当然のことだが、野生動物には効果が無いと言えよう。

 まず我が家の庭に深夜現れる野良猫や飼い猫の赤目現象の事例を示そう。
個人的経験だが、猫の場合
緑色になる事例が多い様だ。
 我が家の庭に深夜姿を見せた飼い猫だ。このケースでは Green eyed と
なっている。

猫の種類に関係するのだろうか、
彼の場合毎回青目になるのだ
 その後同じ場所に現れた彼は Blue eyed だ。無論毎回『赤目』で記録される
わけではない。 Cf :正常に記録された彼ら ⇒⇒

前例同様 Green eyed となった。
ストロボはカメラ真上約 30cm。
 ストロボの光に驚いたのかきょとんとしているこの子猫も Green eyed
となっている。
 
 『正面から撮らず横顔を撮れば赤目を避けられます。』とか、(私はロボット撮
影が多いことを知ってか、『リモコンなどでオフセットした場所で音を出して相手が
そちらを向いた時に撮ればよい。』などと知らせて下さる方も少なくないが、この
種の現場を知らない方々は生半可な知識で口を出す方が多く、社交辞令上
Thanks letter を返しているが、ありがた迷惑とも言えるのだ。

赤目現象は正面から撮った時のみ
発生するものではない。
Thu.Apr.10'08 01:45:42  Canon EOS 20D / EF50mm F1.4 ISO200 420EX(改) ( RCS Model-5 )
 赤目現象は正面から撮った時のみ発生するものではない。横顔を撮った時で
も発生する可能性がある。この例は()ターコイズブルーになってしまった。

対象の動物が横を向いても・・・・
 対象の動物が横を向いても・・・・。

後ろから撮っても赤目になる可能性は
皆無にはならない。
 後ろから撮っても赤目になる可能性は皆無になるとは言えないのだ。
一つの対策として真正面を照射する内蔵ストロボを使用しないで、外付
けストロボを使いヘッド部を左 or 右にオフセットする手段がある。
 しかしオフセットすると不快な影ができると言う難題も発生する。⇒⇒

赤目現象 対策案 

 私の場合、現時点では有効な対応手段を持っていない。消極的な案だが
野生動物はじっとしている事が少ないため、ほんの僅かの差で赤目を避け
た画像を得られる可能性があるので撮影回数を多くして、ベストの画像を
選択することで対応している。

 画像 #08-9842 上にマウスポインターをスライドすると 0.5 秒後の場面が表示
される。この様にデジタルカメラの利点を生かして撮影回数を多くする手段が有効
だと言えよう。

赤目現象 対策案 

 更に別の手段として、デジタルシステムの特徴を生かしてレタッチで対応する
手段も可能だ。(
 
今回の撮影では片目だけが
『赤目現象』となった。
 せっかく記録できた画像だが右目が赤目になってしまった。しかしレタッチで
対応する事も可能だ。
 10分程度の時間をかけたレタッチ作業の事前()と事後()の例だ。

左目を参考に右目にレタッチを
おこなった。(数分の作業だ。)
 Tue.Apr.15'08 23:04:20 Canon EOS 10D / EF28-135mm @105mm ISO400   ( By RCS Model-4 )
 今回短時間でレタッチが完了した理由は正常な左目のカラー情報を右目へ
Copy & Paste できたからで、両眼とも『赤目』の場合は参考にするカラーを
創作するとか他の画像から C & P する必要があるためそれなりの時間を
要するのだ。

赤目現象 対策案 
Too many rivers to cross・・・・.

 一般的なストロボの発光軸はカメラのレンズのセンターにアラインしている。
その理由は目障りな影を対象物の背後に移して見えなくするためだ。しかし
ストロボをレンズセンターからオフセットした位置へ移すと『赤目』の発生率は
格段に低下するそうだ。この時に発生する目障りな影を別のストロボで相殺
する『マルチストロボ』と称されるテクニックがある。
 個人的にも試みているが人物写真ならともかく、RCS による自動撮影に応用
する場合は Too many rivers to cross の状況だ。この『マルチストロボ』に関し
ては数日後にリポートを上げるつもりだ。

2009-03-15-Sun.
 早速所有するストロボユニットにモデファイを加えた。⇒⇒

 FYI
 マルチストロボ撮影ではスピードライト・トランスミッターを使用する事も多いが
オリジナルの電池ではロボット撮影のような長時間の使用に不安感がある
ため、キヤノン・スピードライト・トランスミッターの電源は改造済みだ。⇒⇒

2009-04-07-Tue.
 先日物置にイタチ(新顔か?)が姿を見せた。⇒⇒

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