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Original :2006-11-13-Mon.
Updated :Sat.Apr.25'09.
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イタチ と卵についての考察 ( その1 ) 2006年.


2006-11-13 Mon.

 時々「野鳥の巣がイタチに襲われヒナや卵を失った。」などと聞く事が
ある。個人的にも観察途中の卵が翌日には一個少なくなっていた・・・。
などの経験がある。さて、イタチは卵をどの様にして食するのだろうか?。
 夜間我が家の物置を訪ねてくるイタチ嬢にテストを依頼してみた。

夜間我が家の物置を訪ねてくるイタチ嬢
にテストを依頼してみた。
Mon.Nov.13'06 00:53:10  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 用意したのは近所のマーケットで購入したウズラの卵だ。彼女がいつも
現われる土間に五個置いてみた。テストのスタート時間は 2006-11-12
17:00 、以後の状況は個人製作のロボットカメラシステムが無人で記録す
るのだが、イタチをロボットが感知すると私の書斎のデスクにもアラームで
知らせてくれるのだ。
 ()2006-11-13 00:53:00 ロボットが侵入を感知して最初の画像 #06-
2470 が記録された。彼女の姿は撮影範囲外なのでまだ見えない。

以前の観察で突然翌朝卵が一個
少なくなった事を経験している。
 私としては過去の観察で突然翌朝卵が一個少なくなったコチドリの巣の
イメージで卵を並べてみた。

感知から1分30秒後彼女が現われた。
Mon.Nov.13'06 00:54:39  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 最初の感知から1分30秒後彼女が現われた。しかし全く卵には興味が
無い様に見える。

昨日チキンの骨を置いたのだが、
その匂いが残っているのだろうか。
Mon.Nov.13'06 00:54:43  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 昨日チキンの骨を置いたのだが、その匂いが残っているのだろうか。

やはり卵には興味がある様には見えない。
Mon.Nov.13'06 00:54:43  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 同じ場面をトリムした画像だ。やはり卵には興味がある様には見えない。

卵の付近を通過して・・
Mon.Nov.13'06 00:54:45  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 卵の付近を通過して・・

手前側へ進み・・・。
Mon.Nov.13'06 00:54:47  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 手前側へ進み・・・。

Uターンして出口へ向かっている。
Mon.Nov.13'06 00:54:55  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 ターンして出口へ向かっている。帰るのか?。

そして軽くジャンプして、
あっけなく侵入口から消えた。
Mon.Nov.13'06 00:54:58  Canon EOS 10D / EF50mmF1.4 ISO400 ( By Robocam Model-5 )
 軽くジャンプして、侵入口から消えた。ロボットはこの5時間後に再び現わ
れた様子を記録しているが彼女の行動に変化は見られなかった。さてこの
状況を何と説明すれば良いのだろうか?。
1、
 卵を食する行為は親から教わる行為で彼女は親に教えてもらっていなか
ったのだろうか?。 たまたま彼女は [ 卵嫌いな ] お嬢さんだったのだろう
か?。
2、
 例えば川原に小石を並べただけの巣床のコチドリの巣でも鳥の匂いは
付近に残っているのではないだろうか。今回の様に土間に卵を置いただけ
の状態ではイタチから見れば只の石ころと区別が付かないのではないだ
ろうか?。
3、
 さらに考慮すべき事は、一連の行動は照度の低い場所で行われ撮影時
にはストロボがフラッシュしている事だ。彼女が侵入してから去るまでわずか
2分程度の時間だ。( 2回目 05:00 頃に現われたときも3分程度だった。)
 深夜暗い屋外をやって来て物置に侵入後明るいストロボを浴びる中で普
段と同じ行動が取れるだろうか?。いつまで彼女が現われるか不明だが
この様な状況に慣れた後は異なる行動を取るのではないだろうか。

 早急に結論は出さずコツコツと観察を続けようと思う。
_
野生動物撮影に興味がある方への Tips.

 使用カメラ
 Camera #1 Canon EOS 10D  EF50mmF1.4 USM
           Canon Spedlite 420EX x 1
 Camera #2 Canon EOS 20D EF28-135mm IS USM
           Canon Spedlite 550EX x1
 ロボットシステムは自作の Model-5  Model-4 を使用した。

 撮影プロセス: 以下のプロセスをロボットが自動で処理する。
 
1、侵入を感知するとカメラ《今回は2セット使用 》 に1秒間のレリーズボ
  タン半押し信号を送る。
  同時に書斎へ無線で『侵入感知!』の信号を送り書斎のインジケータ
  ー ( & Beep Pi!-Pi! ) を On する。 補足説明 ⇒⇒
2、今まで真っ暗だった室内照明をその後30秒でゼロから100% まで上げ
  る。 この照明には DIY ショップで購入した赤色のアクリル板をフィルタ
  ーの代用品として使い、赤色で室内を照らす。これはカメラのオートフォ
  ーカスが動作可能な最低照度だ。また最初から室内が明るいと彼女は
  侵入して来ない。(その後明るくても進入する事を知った。)
3、その後センサーが感知する毎に約3.0 秒の撮影を行う。

  (注) Canon のストロボ 420EX をリモート使用した場合、ストロボがス
  リープ状態に入ってから 10分以内に再用されないとレリーズ信号での
  再立ち上げは不可能になってしまう。 このため同社のタイマーリモート
  コントローラー Canon TC-80N3 は(付属マニュアル CT1-7728-002
  に説明は無いが)これをリカバーするプロセスが組み込まれている。

  その後プロセスを簡略化した。

1、ストロボは外部電源を使用する様に改造した。⇒⇒ 自作 Adapterそし
  てカメラのアクセサリーシューにセットして使用することにした。( ST-E2
  は使用しない)
2、タイマーリモートコントローラー:Canon TC-80N3から 85 秒毎にレリー
  ズボタン半押し信号を送る。このこの信号でカメラとストロボはスリープ
  状態に入らなくなる。
3、侵入を感知すると・・・。
  カメラ ( Max 3set ) へ 半押し⇒全押しのレリーズ信号を5回送る。
  自作補助ライトを40秒間点灯する。
  その後感知信号に応じてレリーズ信号と補助ライト On 信号を送る。
4、感知の都度書斎へ無線で『侵入感知!』の信号を送る。
_


Blue eyed なイタチ嬢。
Wed.Nov.08'06 01:36:08  Canon EOS 10D / EF28-135mm @41mm ISO400 ( By Robocam Model-4 )
 野生動物の撮影では赤目現象で泣かされる事が多い。イタチやネコなど
の場合 Blue eyed になる。 ( 英語圏では目の色を使った形容がいくつか
あり、生半可に使うと誤解の元になるので要注意だ。 ) またカメラ側の赤目
緩和機能 はその動作原理を考えれば当然のことだが、野生動物には効果
が低い。一つの対策として内蔵ストロボは真正面を照射するため使用しな
いで、外付けストロボを使いヘッド部を左 or 右にオフセットする手段がある。
 しかしオフセットすると不快な影ができると言う難題も発生する。⇒⇒
 私の場合、現時点では有効な対応手段を持っていない。消極的な案だが
野生動物はじっとしている事が少ないため、ほんの僅かの差で赤目を避け
た画像を得られる可能性があるので撮影回数を多くすることで対応してい
る。

赤目現象は正面から撮った時のみ発生するものではない。
Thu.Apr.10'08 01:45:42  Canon EOS 20D / EF50mm F1.4 ISO200 420EX(改) ( By Robocam Model-5 )
 赤目現象は正面から撮った時のみ発生するものではない。横顔を撮った時で
も発生する可能性がある。この例は()ターコイズブルーになってしまった。

 夜間の野生動物の撮影時の赤目現象について。⇒⇒

_
 現場から遠方(書斎等)への通信について
深夜の自動撮影などで現場に出向かなくても
感知したことを離れた場所で知る事が可能だ。
 画像で紹介するモジュールは基本的には無線送信機で主に二種類の使用
方法がある。
  .蹈椒奪箸砲茲詭鄒呼以の撮影で、ロボットが対象物を感知して撮影を行
    った時、遠く離れた ( Max' 約 50〜70m ) 地点へ感知したことを知らせ
    る。
 ◆〔祇リモコンの送信モジュールとして働く。上()のブルーのボタンを
   押せば半押しレリーズ信号が、緑のボタンならば半押し全押しレリーズ
   信号が離れた受信モジュールに接続されたカメラに送られる。

 補足 2009年4月 画像() #06-2000037 で示すモジュールは送信距離な
どの性能を落とさずに大きさは約1/3 消費電力は約 1/2 の小型化・省エネ化
した。(
2009年4月 改造することで 省エネ・小型化した。

こちらが受信モジュールだ。感知信号を
受信すると左端の LED が点灯する。
 こちらが受信モジュールだ。感知信号を受信すると左端の LED が点灯す
る。 深夜のロボット撮影などで撮影現場に出向かなくても離れた車内で
対象物の感知を知る事ができるので重宝している。その後 Beep 音でも知
らせる様にした。
 中央と右端の LED はリモコン受信モジュールとして働く時に機能する。
つまり中央は半押しレリーズ信号を受けた時、右のボタンならば全押しレリ
ーズ信号を受けた時に点灯する。

Memo'
 その後このシステムは改良・変更を加え、 私のロボットカメラシリーズの
Model-16 としてアサインした。 ⇒⇒

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