ジョウビタキ 観察報告
三重県 野鳥
 2007年・2008年 晩秋 桑名市 観察
Rev.
15
 Original :2007-11-12-Mon.
 Updated :2008-11-20-Thu.
ジョウビタキ  ( 2007年 晩秋 )
我が家の庭

2007-11-12-Mon.
 玄関を出ると庭からオレンジ色が飛翔してゆく様子を見る事が多い。
飛び去った物は、我が家の庭に姿を見せるジョウビタキだ。 彼は過去
我が家の庭に姿を見せたジョウビタキの中で最もナーバスな性格を持つ
様に思われる。

鉢植えのピラカンサの実を食する。
 Mon.Nov.12'07 14:20:57 Canon EOS30D EF300mmF4.0 +1.4x ISO 400
 今までの個体は、庭に人影が現れても近くの茂みに身を隠すだけで、すぐ
に姿を見せてくれたものなのだが、、。
 今年は居間からガラス戸越に観察することになりそうだ。 この画像はガラ
ス戸越に撮ったものだ。鉢植えのピラカンサの実を食している。小雨が降って
いる事が鉢に染みた雨滴の痕跡で判断できる。

枝に止まらないのはハンディキャップのせいなのだろうか?
 昨年までのジョウビタキは枝に止まって実を採っていたが、足の指に
障害があるため低い込み入った枝には止まりにくいのだろうか、この様
に片脚で鉢の縁つかまり、こんな格好で採っている。
 Memo'
 この鉢植えのピラカンサの実は11月25日には全て無くなっていた。数年
前からヒヨドリが姿を見せなくなっている事から、今年のジョウビタキが食べ
尽くしたものだろうと考えている。ピラカンサの実は無くなったが彼は相変
わらず1日に数回姿を見せてくれる。

山中の一本のピラカンサにやって来る
オスを見つけた。 観察フィールドでもピラカンサにやって来る
ジョウビタキを見かけることは珍しくない。
⇒⇒
_

右足を労わるため片脚ホッピングで進んでいる。
 Thu.Nov.15'07 14:24:57 Canon EOS30D EF300mmF4.0 ISO 400 ( By RCS Model-12 )
 庭の芝生に潜む昆虫類を探し歩くジョウビタキの典型的な画像だ。しかし
彼の場合、右足を労わるため片脚ホッピングで進んでいるのだ。

目新しい物に興味を示す性格は過去我が家を訪れた
ジョウビタキと変わらない。
 Thu.Nov.15'07 15:46:57 Canon EOS30D EF300mmF4.0+1.4x ISO 400 ( By RCS Model-8 )
 庭に新しく置かれた物に興味を示す性格は過去我が家を訪れたジョウビ
タキと変わりはなのだが、、。

性格は過去のジョウビタキと変わらぬが
脚に障害を持っている事が大きな違いだ。
 Thu.Nov.15'07 06:59:16 Canon EOS30D EF300mmF4.0 ISO 800 ( By RCS Model-8 )
 一見何でも無いシーンだが枝や杭などに止まる時は必ず片脚で止まって
いる。

疲労回復のための
休息なのだろうか?
 Tue.Nov.13'07 14:34:46 Canon EOS30D EF300mmF4.0+1.4x ISO 320
 一般に成鳥がこの様にぺったりと座り込む事は(皆無ではないが)見か
ける事はとても少ないものだ。しかし 2007年暮れから姿を見せるオスは
座り込む姿を見る事が多い。普段片脚で行動しているため疲労も大きいの
だろうか。今回は約 20分間この姿勢のまま動かなかった。休んでいたの
だろうか?。
 もっと条件の悪い(片脚の半分が失われた)状況で巣作り・抱卵を続けた
コチドリ
を観察した事もある。日本のこの地で体力を付け来年もぜひ姿を見
せて欲しいものだ。

補足情報 : 翌年 ( 2008年11月 ) 彼は再び我が家の庭に姿を見せてく
         れた。⇒⇒

 参考画像 : 巣立ったばかりのモズの幼鳥が枝に座り込んだ格好で止ま
          る様子はよく観察される。 ⇒⇒

Memo'  RCS : Robot camera system
_
2007-11-19-Mon.
 昨年まで我が家の庭にはメスが姿を見せていたが、今年 ( 2007年) の晩秋
からオスが現れるようになった件はすでに報告済みだ。先ほど庭仕事を始めた
妻が勢い込んで部屋に入って来た。
 今度はメスが庭に現れたと言うのだ。3mほどまで近づいても逃げ去る様子
を見せない事から今年の春ユーラシアへ旅立った同じメスではないだろうか
と妻と話しているところだ。
去年 ( 2006年暮れ〜2007年春)のメスだろうか?。
 Mon.Nov.19'07 1:18:50 Canon EOS30D #2 EF300mmF4.0+1.5x  ISO 500
 これが今年 ( 2007年晩秋 ) 我が家に現れたオスに続いて姿を見せたメス
だ。ジョウビタキは比較的人の接近を気にしない性格だが、昨年のメス同様
3m程度まで接近しても平気だ。翼の白いスポットがメスの標準的な大きさ
より小さい事も昨年のメスと同じだ。昨年のメスだろうか?。そして今後我が
家の庭に現れるのは足に障害を持つオスだろうか、それともメスなのだろう
か?。
    
2007-11-21-Wed.
 19日に短時間だがメスが現れた事は報告済みだ。翌日以後どちらが姿を
見せるのか興味津々だったが、現れたのははオスだった。彼は庭に人影が
あると姿を見せないナーバスな性格のため、もっぱら自作ロボットシステムに
記録された画像が主な情報源だが、記録された百枚を越える画像は全てオ
スだったのだ。
今日もメスを見かける事ができた。
 Wed.Nov.21'07 15:18:15 Canon EOS30D #2 EF300mmF4.0+1.5x  ISO 500
 メスが現れたのは一時的なものだと考えていたのだが、午後3時過ぎに
庭の芝生に動く鳥影を見つけた。メスだ!。彼女は昆虫の幼虫を見つけた
後素早く姿を消した。この分では彼女は今後も姿を見せてくれそうだ。
 2007年暮れの我が家の庭は脚に障害を持つオスのテリトリーだと考えて
いたのだが、今年はコモンテリトリーとなるのだろうか?。

2007-12-03-Mon.
 やはり今年 ( 2007年暮れ) の我が家のは雌雄共通のテリトリーになった
様だ。
 今朝オスを見かけたのだが、その後芝生の雑草などをしゃがんで取って
いると小さ小さな鳴き声が聞こえ、メスが2m ほど先の地面に降り立った。
彼女の方から接近してくる様子は昨年と同じだ。
同じ個体だと考えても誤りではないだろう。
 Mon.Dec.03'07 12:15:33 Canon EOS30D EF300mmF4.0L+1.5x ISO 400 +1/2
 脚に障害を持つオスは庭に人がいなくても居間のカーテンが揺れるだけで
逃げ去るが、このメスは1mまで近づき更に手を伸ばしても、(指先から彼女
まで 30〜40cm !)飛び去ることはない。昨年のメスも花壇の手入れをして
いる妻に近づき、土の中に見つかる甲虫類の幼鳥をねだる様子がよく見られ
たものだ。この事から 2004年暮れから毎年姿を見せていたメスと同じ個体だ
ろうと考えている。
 早速、自作 RCS で
いつもの記念写真を撮った。
 Mon.Dec.03'07 12:28:58 Canon EOS30D EF300mmF4.0L ISO 400 ( By RCS Model-15 )
 さっそく朝刊にロボットカメラシステムをセットして [ いつもの記念写真 ]
を撮っておいた。
 今年の3月ユーラシアへ旅立つ前の Jenny on the paper ⇒⇒

今度は同じ朝刊にオスが止まっていた。
 Mon.Dec.03'07 16:27:08 Canon EOS20D#2 EF200mmF2.80L ISO 400 ( By RCS Model-15 )
 その後 ロボットカメラシステムは別のカメラとレンズに切り替えてそのまま
にして置いたところ残された画像ファイルにはオスの画像も残されていた。
 雌雄が『小さな(大きな住宅団地の中の小さな家の数坪の)庭に前後し
て現れる。』との報告に疑問を持っていた方も同じ新聞に止まるこの画像で
少しは疑念が晴れたのではないだろうか。

_
ジョウビタキ  ( 2008年 晩秋 )
我が家の庭
2008-11-19 Wed.
 昨年( 2007年) は我が家の小さな数坪の広さの庭に雌雄のジョウビタキが訪
ねてくれた。今年も昨年同様に姿を見せてくれるだろうか。
 まず11月8日に姿を見せたのはオスだった。 ⇒⇒ そして今朝、郵便受けの
新聞を取りに庭に出た私の前を小さなオレンジの物体が飛び去った。メスも姿を
見せてくれたのだ!。

2008年は11月19日にメスが姿を見せてくれた。
 Wed.Dec.19'08 07:58:31 Canon EOS-1D EF100-400mm @220mm ISO 400 ( By RCS Model-13 )
 今日は外出するため彼女が現れるのを待って撮影する時間がない。そこで
例によって自作ロボットシステムを庭にセットして彼女と彼女が姿を見せた今日
の日付の新聞を記録することにした。


 トリムした画像 #08-2753 の新聞の日付け部分だ。

数分後オスも姿を見せていた。
 Wed.Dec.19'08 08:02:00 Canon EOS-1D EF100-400mm @220mm ISO 400 ( By RCS Model-13 )
 記録された画像から数分後オスも姿を見せたことを知った。ジョウビタキの
習性について、図鑑などには『排他的なテリトリーを持ち接近する他のジョウ
ビタキを追い払う様子も見られる。』 などと記述された例が多いが、個人的
観察例では(繁殖地のユーラシアでなく日本で)仲睦まじいペアを見かける事
は珍しいことではない。


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