ジョウビタキ 観察報告
同一テリトリー内に共存する雌雄
Rev.
09
 Original :2004--1118-Thu.
 Updated :2011-02-07-Mon.
ジョウビタキ  ( 2004年晩秋〜2005年初春 )
同一テリトリー内に共存する雌雄
2004-11-18 Thu.
 前ページで述べたジョウビタキの雌雄だが、どうもテリトリーの中に date-
Spot とも呼ぶべき場所がある様なのだ。オスが(時にはメスが)このスポ
ットで相手を待っている(・・・と私には見えるのだ。)様子が見られる。
 私は野性動物の挙動に主観を入れる事を最も嫌うのだが、現在までの
観察では、その様に表現せざるを得ないのだ。更に観察と具体的な画像
を増やしたいと考えている。

2004-11-18 Thu.
笹の葉の上に止まり彼女を待つ。
Thu.Nov.18'04 08:06:29 Canon EOS 10D/EF300mmF4.0 +1.4x ISO800 -2/3
 ジョウビタキ・オスが枯れた笹の葉の上に止まっている。画像下部の葉
の上には吐き戻した果実の種子が数個見られることから、いつも愛用して
いる止まり場だと分かる。ここは彼が彼女を待つときに多用する枝だ。
 彼女が彼を待つ時は近くのフェンスの上に止まる事が多い。

2004-11-18 Thu.
メスの鳴き声が聞こえた!。オスは
尾羽を広げ胸を大きく膨らませる。
Thu.Nov.18'04 08:06:31 Canon EOS 10D/EF300mmF4.0 +1.4x ISO800 -2/3
 メスの鳴き声が聞こえた!。オスは尾羽を広げて胸を大きく膨らませる
毎回彼女の声を最初に聞いた時や、その後のじゃれ合いの中で数回見
られる事から、求愛ディスプレイだろうと考えている。

2004-11-18 Thu.
メスの姿を確認できると、そちらへ飛んで行く。
Thu.Nov.18'04 08:06:32 Canon EOS 10D/EF300mmF4.0 +1.4x ISO800 -2/3
 メスの姿を確認できると、そちらへ飛んで行く。そして数mの間隔で普段
とは異なる鳴き声で呼び交わしたり、じゃれ合ったりしている。

2004-11-19 Fri.
地表付近では数mの間隔で
小枝などに止まっていた。
Fri. Nov.19'04 12:05:05 Canon EOS 10D/EF100-400 mmF4.5-5.6
 翌日再度トライして得た画像だ。画面左上にメス、数m離れて右下に
オスが見られる。野鳥図鑑などの説明では、この様な場合相手を追い
出す争いが起こるとの記述例が多いが、その様な気配は
皆無だ。


デート中のジョウビタキ・メス
(上の画像の一部を拡大) デート中のジョウビタキ・オス
(上の画像の一部を拡大)
 この2枚は画像 #6307-04-00 の雌雄の箇所を拡大したものだ。クリア
な画像では無いが共に間違いなくジョウビタキだと確認できる。

 相互にじゃれあう行動は主に高い木( 5〜6m)の枝で行われる。その時
オスは #7453-04 の様に尾羽を広げる動作が良く見られる。

2004-11-19 Fri.
幹の左側はメス、右側に見えるのがオスだ。

 高い松の幹の左側はメス、右側に見えるのがオスだ。
この Date Spot に最初に現れるのは、特に雌雄どちらとも決まっていない。
2004-11-19 のケースはメスが最初に現れてブッシュの小枝を飛び歩くな
どしてオスを待っていて、その後オスが現れると2羽とも高い松の枝に移動
してじゃれ合う様子が見られた。
_
2004-11-21 Sun.
求愛ディスプレイは部外者
には奇妙に見えるものだ。
Sun. Nov.21'04 10:35:24Canon EOS 10D/EF100-400 mmF4.5-5.6 ISO800 -2/3
Actual F500mm.
 野性動物の求愛行動は一種の宗教活動と同様、部外者には奇妙な
行動に見えるのものだ。活発に動き回る彼らを暗いレンズで追いかける
事は不器用な私には苦手で、肝心のメスを半分しか捕捉でなかったの
だが、画面左端の円内にメス、中央部の円内にオスを記録できた。オス
は腰を上げ、尾羽を広げて求愛ディスプレイをしている。
 本来は繁殖地のユーラシア大陸で見られる挙動で日本の今の季節に
観察できる事は珍しいと言えないだろうか。
 春にユーラシア大陸へ渡るため日本海側の半島などに集結した中に
はペアになっている例が多いそうだが、このディスプレイもそこでは見ら
れるのだろう

_
彼女が去った後、彼は近くのノイバラの実を食していた。
2004-11-18 Thu.

Thu.Nov.18'04 08:15:49 Canon EOS 10D/EF300mmF4.0 +1.4x ISO800 -2/3
 軽い体の彼らでもツルに止まればしなるため、実を取ることは以外と簡単
ではない様だ。

2004-11-18 Thu.
ノイバラの実を食するオス
Thu.Nov.18'04 08:16:29 Canon EOS 10D/EF300mmF4.0 +1.4x ISO800 -2/3
 フィールドには昆虫類など栄養価の高い食料がまだ多いためか、今回
はこの1個を食しただけだった。食した後吐き戻した種子はこのページ
最初の画像でも確認できる。
 ジョウビタキは雑食性でこの様な植物の実以外に昆虫、ミミズ、トカゲ
等も食する。(トカゲやカナヘビは全身を完全に食した観察経験は無い
体の一部を突いて食していた。)

カナヘビを捕獲した例。 参考画像 ⇒ カナヘビを捕捉

参考画像 ⇒ ミミズを捕捉
参考画像 ⇒ 昆虫を捕捉
参考画像 ⇒ ジグモを捕捉
参考画像 ⇒ 昆虫の幼虫を捕捉
参考画像 ⇒ コオロギを捕捉  
参考画像 ⇒ フライングキャッチするジョウビタキ♀
参考画像 ⇒ ピラカンサを食する (その - 1)
参考画像 ⇒ ピラカンサを食する (その - 2)
参考画像 ⇒ 昆虫の幼虫を捕捉(我が家の冬の庭)


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