ロボットカメラを作ろう
Model- 1
Rev.
5
Original :2002-11-15-Fri.
Updated :2008-02-16-Sat.

 フィールドから帰り自宅 PC でメディアの内容を確かめる。無論現場で内容の
確認もできるが野鳥が数分枝に止まっていた場合(まったく野鳥が体を動かさ
なければ少ないが)少なくとも数百枚の画像が得られる。
 自分で対象物を見ながらレリーズする一般の撮影とは異なり自動撮影なの
でどんな画像が入っているか最高に楽しみな時なのだ。
自宅 PC で自動撮影
された画像内容をチェックする
_
 その中からサンプルを下()に示す。わずか 135mm のレンズもで対象物が
これだけの大きさで撮れるのだ。
 無論ブラインドなどの使用でも可能だろうが隠れて待つ苦痛無しに(私を含めて
人によってはそれが楽しみのひとつなのだが) 安価な短焦点レンズでここまで
撮れることが嬉しい。

135mm レンズ + 野鳥センサー
による自動撮影の作品

この画像は 135mm ( 216mm )
で撮ったものだ
 頭部をトリミングした画像だ。2年前の左目の傷跡や遠目では黒色に見える
背中は黒と褐色の微妙なグラデーションだとわかる。説明なしではこの画像を
135mm レンズで撮ったと信じる人は少ないだろう。( Canon D30 で撮ったので
35mm 換算値は 216mm となる。)
 135mm レンズで(具体的に対象物までの実測距離情報などを記した)記録
した詳しい報告は ⇒⇒

 ちなみにCanon EOS-1D はこの様な撮影には注意が必要だ。シャッタ
ー音が大きいため驚いた野鳥が逃げ去ることが多いのだ。( 野鳥との
距離1m以内) しかし野鳥には学習能力があり、最初は驚いて飛び去っ
ていた彼らも音がしても危害は無いと知りシャッター音には(セット後1時
間程度で)平気になる。(ジョウビタキ、ルリビタキ、モズの場合)

この個体はナーバスで
撮影に苦労するのだが、散歩している
間に撮影できてしまった
Thu. Nov.28'02 13:01:23 Camera: EOS D30 / EF28-135mm
 ジョウビタキ♀、テリトリーが谷底なので「谷間の Jenny 」と呼んで
いる個体、今年 2002年秋で三度目の対面だ。ナーバスな性格で撮影
に苦労したのだが今年はロボットカメラが自動撮影してくれた。

新しいアイデアの
野鳥センサー
Thu. Nov.30'02 10:20:29 Camera: EOS D30 / EF100-400 mm
 こちらの画像は別のアイデアの野鳥センサーで自動撮影したもの
だ。(モデルは"谷間の Jenny さんだ")読者は他の例と異なり普通
の木の枝にジョウビタキがとまっている事に気付かれるだろう。 この
センサーは画面には写らぬ位置で動作しているのだ。
 このアイデアもおいおい紹介して行こうと思っている。
_
2003-10-13 Mon.
 一年以上フィールドで使用した結果を記しておく。
1、
 当初から予想された事だが強風下( 風速 8〜9m/s 以上、軽くかぶっ
た帽子が飛ぶ程度 ) の状況では誤動作が多い、風が物に当たり出す音
には高周波分も多く含まれるからだろう。
2、
 これも当初から予想された事だが・・・・、下の画像をご覧頂ければおわ
かりの様にトンボ、しかも杭に止まっていない状況でも動作することだ。
「誤動作」の部類に含めるべきか、高性能高感度の証明と見るべきか・・
・・R&D 部長の私としては悩む評価だ。

2006-01-25 Wed.
 現時点で上記の問題に対しては以下の様な対処で対応している。
1、
 強風には Model-7 が対応可能だ。 ⇒⇒
2、
 トンボなどの昆虫は野鳥に比べ長時間止まっている事が多い。その
後制作したロボットは全てインテリジェントシステム化されているので、
対象物が一定時間以上止まっている様な場合は一定枚数撮影後は
撮影を停止する機能を追加されている。

「誤動作」か、高感度の証明か・・・・
Thu. Oct. 9.03 10:50:20 Camera: EOS-1D  / EF100-400 mm
3、
 ESD いわゆる静電気に起因すると思われる誤動作 :対象物が居ない
ないにもかかわらずにレリーズシグナルをトランスミットする現象 :も乾燥
時期に見られた。センサー自体の誤動作とカメラがケーブルからのノイズ
を拾うケースが考えられる。この対策はわずらわしいので未対応だ。あと
でカメラの不要な画像をデリートすれば済むことなのでナーバスに考えて
いない。
  R&D : research and development
    ESD : Electric static discharge.
 参考画像 : その後製作したモデルの似たような誤動作の例。 ⇒⇒
4、
 現時点の総合評価は。自画自賛と言われるかも知れないが、数十万円
のレンズでも撮れないような画像が安価なレンズで、無人で、自動で、得
られた結果を見れば 80Pts 以上だと評価しても良いのではなかろうか。

2006-02-15 Wed.
製作後3年以上経過したロボットだが
3年後も現役で稼動している。
 Fri. Feb.10'06 15:40:35 Camera: EOS-1D  / EF100-400 mm @400mm ISO200 +1/3
 Model-1 は16セット以上製作した。3年以上経過したこのセットは今も健在で
気候が暖かくなったため、やがてユーラシア大陸へ旅立つ前のジョウビタキを
記録してくれた。 Model-1 の個々のセットは竹筒の切断面が個々にユニーク
な形状なので区別が可能なのだ。画像 6498-06 のロボットカメラは3年前の
このページの画像、#2997-6、#6515-6 も記録したのだ。

2007-03-09 Fri.
 多くの場合新しいアイデアが生まれたら数日で試作品を作り上げ、その後
1〜2週間で [ プロダクトモデル ] を完成する事が多いのだが、アイデアが
実証された時点で製作がペンディングになるケースも少なくない。
2007-03-09 まだ彼女は旅立っていなかった。
 Fri.Mar.09'07 13:00:02 Canon EOS20D EF28-135mm ISO 800 -1/2 Robocam Model-13
 2007年3月物置(私のデジカメ手作り工房だ)に現れたジョウビタキを Model
-13 で記録したときの画像だ。右背景に数ヶ月間ペンディングのままの Model-
15
が写っている。このモデルが完成したのは 2007年8月だった。(それまでは
基本モジュールをチョコレートの紙箱に組み込んで使用していた。)


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