Shooting gears
取材機器など
Rev.
12
Original : Wed.Nov. 5'03
Updated : Sat.Apr.04'097

私の老猟犬たち

2003-11-05 Wed.

 望遠レンズを使用する関係で野鳥撮影家の多くは高価な外国製の三脚
を使用している例が多い様だが、私の場合 20 年ほど前に入手したビデオ
カメラ用の物を使用している。
 Sony ブランドの VCT-9 だ、当時 Sony がどこかの三脚メーカーに OEM
製作させたものだろう。当然性能(各部のスムースな動き、重量、安定性
など)は劣るが、猟師が老齢で役に立たなくなった猟犬を手放さないで飼い
続けるように、古い道具に共通の愛着心があり手放せないのだ。
 その後 Web auction で同じ製品を2セット入手して現在3セット使用して
いる。
 おそらくこの VCT-9 を現役使用している例は皆無なのではなかろうかと
思っている。 もし私の VCT-9 が口を聞けるなら 「昔はビデオカメラを担ぎ
その後この家の長男の [ おむつ ] を干す洗濯竿も担いだが、この歳になっ
て最新のデジタル SLR を担ぐとは想像もしていなかった。」とか「私が現役
で働いたのは一年ほど、その後ずっと押入れで眠っていた。」などと話しあっ
ているかも知れない。

私の三匹の老犬たち

 以下の様な改造・メンテナンスを行った。

1、 ビデオ用のティルトバーはスチルカメラでは不要なのでリモコン受信部が
   取りつけられるよう改造した。 当然カウンタースプリングも撤去した。
2、 エレベーターも全く使わないのでカットしてしまった。(画像中央のユニット)
   当然クランクも取り外した。
3、 長年の使用で脚部の付け根にロスが出てガタついていたが取りつけ部の
   ナットの増し締めで対応した。(画像右端が今回入手したオリジナルなので
   ナットの頭は黒いプラスチックカバーでマスクされている)
   ナットのサイズは 13mm ( 17/32") で一般に流通しているレンチセットには
   含まれぬ事が多い。(無論 DIY 店で簡単に入手可能だ)
   このナットを時計の長針で5分位の角度分閉めつけるだけで新品の(とまでは
   言えないが)ガタのないしっとりとした動作が得られる。
4、 同様に脚の根元のベース部分との接続部が緩み、脚の伸縮のためグリップ
   を回転させる動作で抜け出る例も多いが、
抜け癖がついた脚はペイントロックする。
   一度ベース部から脚を抜き出し、ねじ山にラッカーなどのペイントを塗り再セット
   すれば(文字どうりのペイントロック)不快な根元の緩みは再発しない。

2004-02-01 Sun.
 さらに Sony VCT-9 が我が陣営に加わった。 EOS 10D もしくは同等品の追加
のプランがあり、そのための三脚購入を考えていたのだが、先日 Web オークション
で VCT-9 を見かけたので落札しておいたのだ。
さらに1匹の老犬が加わって四頭となった。
 毎回落札に競争相手が現れるのは私以外にもこの古い三脚を愛用している方
がいるのかも知れない。

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2005-10-15 Sat.
 さらにまた五頭目の老犬が我が陣営に加わった。先日 Web auction で
引き落とした品が先ほど入荷したのだ。
2005年秋、私の老猟犬は5頭となった。
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2006-04-13 Thu.
 2006年春には六頭目の老猟犬が加わった。無論余生をのんびり送る
ためではない。バリバリ働いてもらうためだ。
2006年春には六頭目の老猟犬が加わった。

私の六頭の老猟犬と赤いロバ。
 私の六頭の老猟犬と赤いロバ。なぜそんなに三脚が必要なの?との
疑問をお持ちかも知れない。例えばロボットカメラ Model-14 の使用例を
挙げれば、 Model-14 送受各モジュールにに2セットの三脚、コントロール
されるカメラ用に2セット。合計4セットが必要となるのだ。

 2006-07-23 日曜日、この赤いカブは新しいユーザーのもとへ嫁いで
行った。 ⇒⇒.

シューのメンテナンス

 20年以上昔の製品でもあり、シューの部分のラバーに硬化が見られるので
コルク板に張り替えた。 30 分程度の作業だが効果はとても大きいのだ。

 オリジナルのシューを示す。


 ラバーを剥がす。接着剤でなく両面テープで貼り合わせてあるだけなので
簡単に剥がせて汚れが残らない。


 ラバープレートと同じサイズのコルク板、今回は DIY 店で入手した 2mm 厚の
物を使った。 センターホールはシャシーパンチ 10mmφを使った。 皮細工用
のパンチを使う方法もあるだろう。


両面テープでシューに取り付ける。


 作業前・作業後を示す。 20〜30分の作業で完成する。


シューの自作

 私が多用する EF300mm レンズのシューは Sony VCT-9 / 他の三脚両方に
適合する様に自作することにした。

 材料をカットする。金属をカットするコツは急がずゆっくり確実にノコを操作する事だ。


 厚さ 1cm の板をヤスリ一本で目的の形まで削るのだ。


 この作業が一番ハードだ。 途中コーヒーブレークを入れて作業を進める。


 コルク板を貼ったオリジナルと並べて見る。 数カ所の穴は廃材を使ったため、
元々あいていた穴だ。


 2箇所の穴には 1/4" のネジが切られている。 実はこの廃材は米国製なので
インチサイズなのだ。 そして、このねじ山はそのまま三脚のネジに合うのだ。


 工房で重量軽減の穴を追加した。


 愛用の EF300mmF4 に取りつける。 このヘキサゴンスクリューは子供の二段
ベッドに使用されていたもので一般の家具店で簡単に入手できる物だ。


 Sony VCT-9 にセットする。


 他の三脚にセットする時はシューを外さないでそのままセットできる。

 制作時の重量は 88 gr. だった。その後更に不要部のカットを進め最終的に
69 gr. まで軽減した。

2007-09-23 Sun.
 2007年も仲間と共に元気に働いている。自作した無線リモコンの性能実証
テストで働く3頭の老犬たち。
Model-17-B の性能実証テストの様子。

2009-04-04 Sat.
 その後必要に応じて各種の部材でシューを制作している。
その後必要に応じて各種の部材でシューを制作した。
 左端の作品は『木製』。右端は『塩ビ製』で、カメラの簡易防水キャビネット
制作した時の余り物で作ったものだ。

『ゴミ』からシューを作った。
 防水キャビネット制作途中の画像。専門工具を持たぬ私はドリル→金ノコの歯
→ヤスリ の順で『窓』を作ったのだが、この作業で出たゴミからシューを作った
のだ。

木製のシューの使用例のひとつ
 木製のシューの使用例のひとつ。

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