Gallery こうもりくん
ey words  コウモリ 侵入 天井 捕獲 巣 ねぐら 自動撮影 ロボットカメラ
Rev.
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Original :2008-09-01-Mon.
Updated :2011-05-04-Wed


我が闘争  ( コウモリ追い出し作戦 )
その後のフォロウアップ

2008-09-01-Mon.
 最終的な対策後10ヶ月が過ぎたが侵入の痕跡は皆無だ。しかし油断は
禁物だ。場合によってはエアコンやエコキュートの室外ユニットなどに住み
込む可能性も考えられるのだ。
 私は自作のロボットカメラシステムで野鳥等を自動記録する事を趣味とし
ているが、このセンサーを過去彼らが侵入した付近に一ヶ月ほどセットして
モニターしてみたが、夜明け前の時間にセンサーのヒットを二回(二日)経験
している。
1、時間的に彼らが巣へ帰る時間帯であること。
2、彼らが巣から餌を採りに出る時間帯にはノーヒットであること。
以上から彼らが採餌後帰巣する途中で住み家に適した我が家を見つけ侵入
口を探したのだろうと想像している。もし住み込んでいるのであれば採餌に
出かける時間帯にもヒット記録が残ると考えられるからだ。
3、窓の灯りに引き寄せられた昆虫をセンサーが誤感知したとの考えも
室内の照明などがない時間帯である事から除外している。  
 このモニターは(前回はカメラは物理的にセットできぬ窓だったのだが)
カメラを連動させ画像記録に残せる状況で再度トライするつもりだ。

追い出した後のフォロウアップ。
 例えばこの窓の場合彼らの侵入口は矢印で示す 1.8m の範囲だ。対象物が
小さい事、対象範囲が広い事などから通常のセンサーではこれだけの範囲を
サーベイする事は難しい。そのため自作のセンサーの RCS Model-18 を使用
して調査した。

木材の先端に RCS  Model-18 を
セットした。
 DIY ショップで2m の長さの木材を入手して Model-18 を先端にセットして外
壁に立て掛けた。物理的にカメラをセットできぬ場所なので下の画像に示す
RCS Model-17-A を使って感知信号を室内へ無線で飛ばすことにした。

感知した事は Model-18 のインジケータ意外に
室内でも知ることが可能だ。
 感知した事は室内に置いた上()画像左側のモジュールで知ることができ
る。右側のモジュールはセンサーにセットして感知信号を無線で飛ばす役割
を持つ。
 このモジュールにはデジカメをレリーズする機能も持つため、(カメラは室内な
ので)コウモリの撮影はできないが記録された画像のタイムスタンプを調べるこ
とで彼らがやって来た時間を知ることが可能だ。

室内にユニットには
カウンターもつないだ。
 さらにカウンターを接続して感知回数も知ることができるようにした。

 8月から9月の状況だが  10日に1回程度の割合でやって来ている。し
かし侵入対策を施してあるため雨戸シャッター格納部への侵入実績は皆無だ。
◆∋間は 05:10 〜 05:22 a.m. 頃、雨天(小雨)の日にも来ていた。(注↓補足)
 無論これだけのデータでは断言できないが、彼らの住み家は繁殖期以外の
季節は毎日同じ場所でなく、『帰巣する途中に見つけた好みの場所に適宜宿
泊するのではないだろうか。』などと想像している
 我が家は12個の雨戸式シャッターがあり今回モニターしている窓は一カ所の
みであり、他のシャッターにも侵入を試みていると考えられることから・・・、単純
に彼らの試みが10日に1回程度とは断言できない。 個人的にはほぼ毎日いず
れかの雨戸式シャッターに侵入を試みているのだろうと考えている。

 補足: その後の観察で採餌に出向いた後帰巣する時刻は 19:45〜05:30 頃
で、22:00〜04:00 頃の頻度が高いと知った。また天候が特別悪いわけでもないの
に採餌に出勤後 1〜2時間後には帰宅する事例も少なくない事もあるようだ。

_
2008-09-24-Wed.
 [ 難攻不落 ] だと自負していたのだが
さて、どこから侵入したのだろうか。
 [ 難攻不落 ] だと自負していたのだが今朝糞と尿の痕跡を見つけた。この
窓はロボットセンサーでサーベイしていなかったため出入りした時間は不明だが
さて、どこから侵入したのだろうか。
 カメラを屋外にセットして侵入の様子を観察したいが、 二階の部屋なので
装置が大げさになること。 ◆¬覺屬篩當にストロボ撮影を繰り返すことは近所
に不要な誤解を招きかねないこと。などの問題がある。

二階の窓なのでひとまず
室内から撮影する事にした。
 そのため室内から撮影する事にした。当然窓を開けなければ撮影は不可能
だ。だからと言って今の季節では一晩窓を開けて置くこともできない。この部屋
は私の寝室で画像の下に見えるのは私のベッドなのだ。

物置に転がっていたギアボックス付きの
モーターを使う事にした。
 そこで物置に転がっていたギアボックス付きのモーターを使う事にした。この
モーターはギアで減速しているため5〜6kg 程度の重量物を引き上げるトルク
は充分あるのだ。
コウモリの接近を感知した最初の
一回に窓を開けるのだ。
 このモーターを利用してコウモリの接近を感知した最初の一回だけ窓を自動
で開けることにした。
 そのメカニズムは画像を見れば一目瞭然だろう。感知信号で一定時間モータ
ーが回転して荷造り用のビニール紐を巻き上げる。紐の先はガムテープで窓ガ
ラスに貼り付けてあるため結果として窓が開くと言うわけだ。窓閉めは手動だが
手でそのまま窓を引けば(軽いギアボックスの抵抗を感じるが)可能だ。
 ちなみに画像 #08-2309 は別の窓で動作テストを行った時のものだ。本番
の窓は二階なのでこの様なアングルからの撮影は困難なのだ。

ひとまず彼(彼女)の侵入を
画像に残すことができた。
 Thu. Sep.25'08 02:03:08 Canon EOS 30D/EF200mmF2.8 ISO:400 420EX RCS Model-18
 目的の画像が得られるまで数週間は必要だろうと予想していたのだが最初
の日の深夜、窓が開く音で目覚めた。と同時にストロボが数回フラッシュする。
10秒ほどの間を置いて再びストロボがフラッシュを繰り返す。
 過去の観察例でコウモリは帰巣する時 Touch & go を繰り返す習性がある事
を知っていたが今回の挙動も同様だ。
 ロボットセンサーの感知からカメラレリーズまでの数10〜数100ミリ秒の遅れと
コウモリの動作の関係でコウモリの姿を画像に記録できたか不安だったが約30
枚ほど記録された画像の数枚にコウモリの姿が記録されていた。
 頭を上にしてサッシのリブなどに爪をかけて上ろうとしている様子が分かる。
過去の観察から帰巣する時間帯は 22:00〜05:30 と考えられ、今回もタイムスタン
プは深夜の 02:03 a.m. と記録されている。

 Memo’
 今回のロボットカメラシステムのプロセス(概略)

 以下のプロセスが Model-18 に組み込まれている。

1、 タイマー Canon TC-80N3 からインタラプト信号 (カメラ半押し信号)を
   6分毎にカメラ Canon EOS 30D へ送り続ける。その目的はストロボ
   Canon 420EX は無操作状態が90秒以上続くとスリープモードに入るが
   スリープの時間が長いと再立ち上げに20秒程度の時間を要する。この
   時間を短時間(2秒以内)にするためなのだ。
2、 センサー ( RCS Model-18 ) が飛来するコウモリを感知すると最初の感知
   のみ窓開け用モーターを4秒間駆動して窓を約 20cm 開ける。
3、 その後コウモリを感知する度に6枚の撮影を行う。6枚の撮影後も感知信号
   が続く場合は3秒後に信号を再チェックする。この時点で信号があれば6枚
   の撮影を行う処理を信号が無くなるまで続行する。
4、 上記3の感知信号が続く場合は総計60枚の撮影後撮影を停止する。
5、 その後は感知信号が無くなり再度関知するまで再撮影は行わない。
_
2010-07-17 Sat.
 帰宅(帰巣)の画像は簡単に得ることができたため出勤の画像記
録も簡単だろうと考えたのだが、その後一年以上記録することがで
きなかった。理由は根気よく挑戦を続けたわけでなく、思い立った時
に試すパターンだったことも関係したのだろうが、18:00〜19:40 頃に
Something was detected. の Flag を RCS が示しているのだが画像
には彼の姿が見つからないのだ。

RCSのレスポンステスト。
 私が設計製作した RCS のレスポンスタイムは地上1mから落下する
木片を地上 75cm の位置でセンスして、その木片が地上に届く前に
画像記録に残せる「プロ仕様」なみの高速だと自負しているのだが、、。
 マウスポインターを画像 #09-6243 上にスライドして頂きたい。

ようやく記録できた彼(彼女)の出勤の様子。
 彼の出勤の様子を記録できなかった理由が判明した。私は彼が
通路をのこのこ降りて来て、おもむろに翼を広げて飛び立つと想像
していたのだが、実際の挙動は巣の出口から(まるでボールが落下
する様に)ダイブして、窓枠にぶつかる直前に羽を広げ優雅に飛び
去っていたのだ。
 RCSが最初に彼を感知するのは彼が落下中なので、カメラのレリ
ーズは間に合うことは不可能だったのだ。
 画像 ( ↑10-5568-02 ) は珍しくダイブしないで爪を壁部分に掛け
て降りてきた時のものだ。

いったん姿を見せたがストロボ光を嫌い巣にもどった。
 彼らの挙動が分かれば対策は簡単だ。一つの案として途中に木片
を取り付けてダイブできないようにしてからは確実に出勤時の様子が
記録できるようになった。
 巣から姿を見せた時点で RCS が感知してカメラが動作するが連写
が続くとストロボ光を嫌い巣へ戻ることが多いため(この場合は 20〜
30分後に再び現れる。) RCS のファームウエアを(少ない記録枚数に)
モディファイして彼らの生活への影響を少なくして観察を続けている。

例えば、大雨や強風の注意報が出るような日でも出かけるのだろうか?、
一般に日暮れに採餌に出かけて夜明けごろ帰巣するといわれているが観察
結果は?、冬眠の時期でも巣から出ることはあるのだろうか?、などについ
ての 現時点までに得られた彼らの『出勤・帰宅』の様子は別ページにまとめ
た。 ⇒⇒

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